七夕、子どもの願い
写真はボリビアでサンタクルストレッキングをした時のもの。
誰もいない荒野の中で、テント泊をした。人の気配がまったくしない中、静寂の時間だけがすぎていった。穏やかな夜だった。
空を見上げれば天の川が流れていた。
七夕
息子が通っている園で願い事を書いてきたらしい。大きな短冊に。
きにのぼれるようになりたい たつき
なんだよ、可愛すぎかよ。キュンキュンするわ。
息子が通っている園では、”自然保育”を方針としている。
子どもたちのやりたい!をどんな時でも尊重してくれ、途中で先生が手を出すことは一切しない。一人ひとりの子どもの人格を尊重してくれ、主体性の育成に努めてくれている。
主体性があり、創造性が豊かで、社会的役割を担うことができ、身体が丈夫に育つようにしてくれている。
この園に入って、息子は明らかに変わった。
園に通い始めた当初は「行きたくない」とぐずり、車で園のまわりをぐるぐる走りながらなんとかなだめていた。
どちらかというと、慎重で穏やかな子だった。
今では自分の意思をはっきり伝えるし、他者の立場を想像して行動できるようになった。
友達も自分から作るようになったし、園での生活がとても楽しいと言う。
たまに園を休んで遊びに行こうと言っても、「園に行きたい!」と言って聞かない。
動植物との触れ合いも積極的になったし、"生命"という認識もできるようになった。
のびのびとした環境で体いっぱいに育ってくれている。
そんな園生活で生まれてきた願いなのかなと感じた。
息子の成長を感じる。
想像するだけで泣けてくる。
きにのぼれるようになりたい たつき
子どもの願いはいつだって真っ直ぐだし、
その言葉に親としてハッとすることも多い。
親は子どもに育てられている。
そんなことをよく感じる。
純粋無垢な子どもの願いを叶えられるように、
親として出来うる最大限のサポートをしていきたい。
これからも子どもたちがすくすく元気に育ちますように。