大和言葉LOVER|#イチオシの本
コペルくんwithアヤ先生のnoteを拝読。
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【美しい日本語】って何だろう?と思われたことのあるnoter様は多いのではないだろうか?
その疑問に足掛かりをつけてくれる一冊として、この本をおすすめしたい。
✥ディスカバリー大和言葉
“日本には
漢語と外来語、そして
生粋の日本語『大和言葉』
大きくわけて
この三つがあります。“
本にかかる大きい帯には、上のような惹句が記されている。
「三つの言葉」をおさらいすると、
そして著者の高橋こうじ氏は、「大和言葉」に注目して次のように書いている。
美しい言葉で、生活を彩ることを目指そうと提唱しているのだ。
✥大和言葉の言い換え例
🔰「このお菓子チョー(超)美味しい」…高い評価を表すもの。
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🟢「このうえなく」「いたく」「こよなく」
🔰「すごく合ってる」
↓
🟢「まさしく」
🔰「仮に〜であっても」
↓
🟢「よしんば〜であっても」
🔰「もしかして」
↓
🟢「たまさかに」
等々。テーマごとに大和言葉をまとめており、自分が使いたいときに辞書のように引ける。
✥恋の変遷〜大和言葉〜
読んでいて面白かったのは、【恋】を表現する大和言葉だ。昔から恋愛は詩歌で詠まれてきたせいか、微差を上手く表しているなと思った。
▶大和言葉での恋の変遷の例
①思い初める
↓
②心を寄せる
↓
③憎からず思う
↓
④下思い(密かな恋心)
↓
⑤恋衣(心から離れない恋心)≠片恋
↓
⑥相思い
↓
⑦諸恋
✥大和言葉の音の特徴
大和言葉は比較的平板で、すべての音節の母音が「平等に響く」らしい。
外国人からすると歌を歌っているように聞こえるそうだが、それは「A」「I」「U」「E」「O」の母音がよく響くからだと高橋氏は述べている。
私自身も感覚的に分かる気がする。
わが子の寝かしつけに歌を歌っていた頃、訓読みの大和言葉は声が柔らかく響いていたのだ。成る程な、と思った。
✥好きな日本語の文章を振り返る
これまで自分が好きで暗誦してきた日本語の文章を幾つか挙げてみたい。
1.『方丈記』鴨長明
2.『枕草子』清少納言
中世文学の和漢混淆文(漢字仮名交じり文)の代表作品ふたつ。
大和言葉が音韻の良さに繋がっているようだ。
3.『平家物語』作者不詳
これは琵琶法師によって語り継がれた伝承文学だから、音韻の見事なことは言うまでもない。漢語と大和言葉の絶妙な調和があるように思う。
今回紹介した本を通じて、大和言葉の美しさだけでなく、日本語を音韻から考察する視点が生まれた。
自分の綴るnoteにも、まずは大和言葉を存分に取り入れながら、音韻まで美しくあるよう何らかの形で活かしていきたい。
#コペルくんwithアヤ先生 、
#にょろ様 、
#彩流様 、
提出遅れまして恐縮です。
まとまりないですがご査収よろしくお願いいたします🙇
お読み頂き有難うございました!!
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また、次の記事でお会いしましょう!
🌟Iam a little noter.🌟
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