note村の一日 春弦サビ小説|#歩行者b様
歩行者b様のnoteを拝読。
↓ ↓ ↓
~BRILLIANT₋S 顔を出す~
「失礼します」
ひとりの女が灯台の中に入ってきた。ショートカットの髪。大きめのオレンジ色のシャツの衿を立てて、白い細身のパンツにエスパドリーユを履いている。
「灯台のまわりを散歩していたら、ここから音楽が聴こえてきて。ミニライブでもなさるんですか?」
「・・・まあ、ライブではないけど。ちょっとしたセッションなら、これからする予定にしてるわ」ミモザは洗いかけのグラスを手に取りながら、艶やかな笑みを彼女に見せた。
オレンジ色のシャツの女は、灯台の中を高い天井までぐるりと見廻し、再びミモザのほうを真っ直ぐ見て言った。
「私、BRILLIANT_Sという名で、時々下手な歌を歌っています。
・・・大昔は、テノール・リコーダーを吹いていました」
「そうなの?私はミモザ。ここにいるのはPJさんで、もうすぐつるさんという人が合流するの。
・・・あなたも、セッションに参加する?」
ミモザは、黒い花柄のワンピースのまくった袖を直しながら言った。
その時、BRILLIANT₋Sの顔がぱっと明るく輝いた。
「・・・いいのですか?よろしくお願いします!!」
その時、PJはふたりの会話に気付くことなく、まだソファで疲れて眠りこけていた。
【continue】
🎼そして参加者が増えてゆく・・・🎼
厚かましく歩行者b様のショートショートの続きに参加させて頂きました。
歩行者b様、拙作ですが、よろしくお納め下さいませ。
🌟I am a little noter.🌟
🤍
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