見出し画像

「夏のピルグリム」Q&A

夏のピルグリム」発売!

本日7月18日に、「ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作の「夏のピルグリム」が発売されました。僕にとって初めての単行本形式の小説になります。
著者が言うのもなんですが、とても「善い物語」だと思います。読むことで、心が温まり多くの人の助けになると確信しています。

たくさんの方に読んでいただくために、少しでも本作を知ってもらおうと「夏のピルグリム」のQ&Aを用意しました。
手に取るかどうかの参考にしていただければ幸いでございます。


Q:タイトルの意味は?

A:「夏のピルグリム」。「ピルグリム」って、聞きなれない言葉ですよね。「ピルグリム」は、「巡礼者」「放浪者」という意味があります。
「ピルグリムズ」と複数形になると、メイフラワー号で北アメリカに移住した清教徒(ピューリタン)のことを指します。
といっても、「夏のピルグリム」には宗教的な要素は一切ありません。「巡礼」の意味は作中に出てきます。「聖地巡礼」みたいな意味合いですね。
と言うわけで、「夏のピルグリム」は、「夏の巡礼者」という意味になります。

Q:ジャンルは?

A:ジャンルは、「青春冒険小説」になりますか。
冒険といっても、怪物とか敵を倒したり、ジャングルや迷宮に踏み入ったりしません。でも、中学生の夏子にとっては現代の日本を旅するだけでも冒険なのです。

Q:どんな話?

A:心に傷のある中一の女の子が、あることをきっかけに日本各地を巡礼する旅に出る物語です。訪れた場所で様々な人に出会い、多くのことを経験することで、心を回復していきます。旅する後半は、まるでロードムービーを観ているようです。

Q:対象となる読者は?

A:中学生が主人公なので、若い人がメイン読者になりそうですが、昔中学生だった方、中学生のお子さんがいる方にもお勧めできます。
本作品には、心に傷を持つ人たちが登場します。心に喪失感を抱いている人にも救いとなる物語になっていると思います。

Q:中学生でも読める?

読めます! 中学生が主人公ですので、共感できると思います。夏休みの読書感想文を書く課題本にいかがでしょう。

Q:どこで買えるの?

A:全国の書店やAmazonなどのネットショップでも購入できます。もしも売り切れていたら書店で注文してください。

Q:おいくら?

A:1820円(税込)です。単行本ですので、ちょっと値が張りますが、装丁はとても幻想的で美しく、本棚に並べると映えると思います。
損はさせません。

Q:作品の舞台は?

A:日本各地です。物語のスタート地点は、都内近郊です。そこから主人公の夏子は旅に出て、目的地である宮崎を目指して、日本のあちこちを巡ることになります。

Q:現代の話?

A:はい、そうです。江戸時代でも旧石器時代でもありません。

Q:電子書籍版は?

A:「夏のピルグリム」の電子書籍版は各ネット書店で販売しています。

Q:ページ数は?

A:288ページです。

Q:暴力的なシーンはある?

A:ないです。

Q:性的なシーンはある?

A:ございません。

Q:ぶっちゃけ泣ける?

A:作者なのに読む度に3回泣きます。

Q:ぶっちゃけ面白い?

A:面白いです!

著者初の単行本形式の小説「夏のピルグリム」がポプラ社より発売中です。「ポプラ社小説新人賞」奨励賞受賞作です。よろしかったら書店で手に取ってみてください。善い物語です!


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集