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献本は難しい

献本とは?

「献本」とは自作の本を進呈することです。僕の場合、今まではAmazon Kindleで出版するのがほとんどでしたので、他の人に読んでもらうときにはPDFファイルを送っていました。
数年前からAmazonでペーパーバックも販売できるようになったので、電子書籍が苦手な人にはペーパーバックを作成して渡していました。ペーパーバックは電子書籍より値が張るので一般の読者が購入することはほとんどなく、もっぱら贈答用でした。

今回宝島社より出版された「ふたりの余命 余命一年の君と余命二年の僕」は製本された文庫本なので、誰にでも渡すことができます。

でも、この献本が意外に難しいと思いました。知り合いに「本が出るよー」と言えば、大抵買ってくれます、ありがたいことに。
そうなると、献本先がありません。もう一冊渡して、「誰か好きな人にあげて」ということはできますが、作者としては、もちろんその人に買って欲しいわけですし。

ネットで他の人がどこに献本をしているか調べると、知人だけではなく知り合いの小説家さんやメディアへ送る人もいるようです。でも、知らない人に本を直接送りつけるなんて、ちょっとできそうにありません。それぐらい強引にやらないと売れないのかな。

調べて出てくるもうひとつの献本先が、図書館や学校です。なるほど、図書館に置いてもらえれば読んでもらえますし、図書館は献本を募っていますので、突然送付しても驚かれないと思います。
図書館って単行本を多く収蔵していますが、文庫本の献本も受け付けてもらえるのですかね。ヤングアダルトコーナーなどに文庫本が置いてある図書館もあるかな。
でも、図書館だと多くの人が借りてくれる可能性があるので、PRにはなりますが、売上に影響が出るかもしれません。またこれも悩ましい。

他の小説家さんたちは、どこに献本しているのでしょうか。

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