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No.68所感=^_^= 迷惑な酔っ払い~家族の身に危険が及ぶ

(約2200字)

前回までは、酔っ払いの夫Yが、私に多大な迷惑をかけたお話をしたが、まだ、ケガをしたのが本人だけなので百歩譲ってよしとする。

しかし、家族に危険が及ぶ酔っぱらい方は、ダメ。

※注意。この後、不適切な行動、暴言、多数アリ。


子供たちの身に、危険が及ぶ

前にどこかに書いた気もするが、書いていた場合は再掲で。
夫がイクメンの先駆けだったことは、以前書いた通り。

このイクメンのとき、夫は、毎日幼稚園の送り迎えをしていたので、ママ友がたくさんできた。
そして、ママ友たちと、例えば学期の終わりなどの節目節目に、ランチ会を楽しんでいた。

確か、長男Kが年中さんの時の、幼稚園の1学期終業式の日のこと。

私が仕事から帰ったら、床の上で、夫、長男、下の妹の3人がゴロゴロと寝ている。

見ると、妹の右のほっぺに、青タンが…。

どういうこと?

私が帰って来た気配を察して、長男が目を覚ました。
理由を聞くと、こうだ。

ランチ会で、しこたまビールを飲んだ夫は、自転車に乗って帰ってきたらしい。
はい、アウト!(20年以上前の話なので、時効ですか(;^_^A)

そして、途中で転び、下の子は自転車から落ちて、ほっぺに青タンができたとのこと。
私は、ゾッとした。

じゃあ、どうしてKはケガをしなかったの?
「オレは、自転車の脇を走ってたから、大丈夫だった。」
なるほど…

というか、コラ!夫Y!許せん!

しかも、Kの告げ口により、途中でタクシーの運転手と喧嘩をしたことも発覚。
子供を乗せて、フラフラと自転車に乗っていたので、タクシーの運転手さんに怒鳴られたらしい。
そして、それに怒鳴り返したらしい…。
タクシーの運転手さん、怒鳴ってくれてありがとうございました。
そして、怒鳴り返して、スミマセンでした。

夫が、ひたすら反省したのは、いうまでもない。

それからは、ランチ会に参加したとしてもしこたま飲むのはやめ(当たり前)、ランチ会があるときは徒歩で参加するようになった(当たり前!)。


私の身に、危険が及ぶ

この出来事から遡ること数年。
子供たちがまだ生まれていなくて、私が3年生を担任していた時のこと。

3月。
その日夫は、飲みに出かけていた。
例によって例のごとく、夜中になっても帰ってこないので、私はすっかり眠っていた。
すると、玄関をドンドン叩き、「開けろー!」と怒鳴る声が…。

夫だ。

カギは持っているはずだが、泥酔しているので自分で開けられないのだろう。
昔のドラマみたいに、夫は、扉を叩き、怒鳴り続けている。
「おーい、開けろー!」
えー、近所迷惑甚だしい。

私は、焦って階段を降りた。
寝ていたので、コンタクトをつけておらず、慌てたので、眼鏡もかけていなかった。
そうしたら、最後の一段を、もうないと勘違いして、踏み外して落ちてしまった。
右足の小指側の横に激痛があり、あまりの痛さに、血の気が引いてきた。
これまでの、救急法の講習の経験から、これは折れたと思った。

痛くて動けないにも関わらず、玄関では、相変わらず夫が扉を叩き、
「開けろー!」と、怒鳴り続けている。
私は、這いつくばって、やっとの思いで玄関のカギを開けた。

這いつくばっている私の様子を見て、夫は、
「なんだ、N、酔っぱらってんのか!」

バカヤロウ!
酔っぱらってんのは、おまえだ!

今、階段から落ちて、足の骨が折れたみたいだ、と告げると、
「なに?ダイジョブ、ダイジョブ!Nは飲み過ぎちゃダメだ!」

だから、飲み過ぎてんのは、おまえだ!!
夫Yは、自分だけさっさと2階に上がり、寝てしまった。

コノヤロー!

私は、仕方がないので、湿布を貼り、手近にあった文庫本を添え木にして包帯で巻いて固定した。
救急車を呼ぶことも考えたが、夫は泥酔していて役に立たないし、この程度の骨折であれば、近くの整形外科で十分だろうと判断して、朝まで待つことにした。

朝まで一睡もできず、痛みに耐え、学校に休むことを電話して、夫を起こした。
あろうことか、夫は、二日酔いで動けないという。
ヤクタタズめ!

仕方がないので、近所に仕事で来ているいとこに、車で病院に連れて行ってもらった。片足でピョンピョンしても、激痛が走るので、いとこにすがって、やっとの思いで病院まで着くことができた。

思った通り、小指側の足の骨が折れていた。
斜めにきれいに折れていたので、ギブスは付けず、そのまましっかり固定して治すことになった。医者には、
「この骨折より、足首の捻挫の方が、長くかかりますよ。」
と言われた。
骨折の痛みで気付かなかったが、右足首も足をつくことができないくらいひどく捻挫をしていた。

治療が昼頃終わって、夫に迎えに来てもらうよう電話をしたら、まだ二日酔いで動けないという。
ヤクタタズめ!!

仕方ないので、松葉杖で歩いて帰ることにした。
そうしたら、その病院は、松葉杖の貸し出しはしていないんだそうだ。
「必要であれば、買っていただくことになります。」

”足元を見る”とはこういうことか…(たぶん違う…)。

私は、松葉杖がなければここから一歩も動くことができないわけだから、買う以外の選択肢はないじゃないか…。
確か、8000円くらいだったと思う。

松葉杖を使ったことがある方はわかると思うが、掌と脇の下が相当痛くなる。腕の筋肉痛も必至。
病院から家までのほんの200mくらいの距離が、とても長く感じた。

長くなったので、続きは次回に。
次回は、「続・迷惑な酔っ払い~学級の子供たちの自主性を育てておく重要性」です=^_^=


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