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ビールの里を目指すメンバーが投稿した記事

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ビールの里の取り組みには、様々なメンバーが関わっています。チームのメンバーが投稿した記事をまとめました。
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#ビール

ビールを「ホップ」で楽しむ時代に。日本産ホップが秘める力と可能性【#日本産ホップを伝う】

「日本産ホップの取り組みをたどり、未来のビールをのぞむ」というテーマで始まった、特集企画「日本産ホップを伝う」。 100年以上の歴史があるキリンの日本産ホップに関する取り組みを、さまざまな角度から伝え、日本のビールの過去と未来をたどっていく企画です。 第1弾となる今回は、飲料未来研究所でホップの研究をしている杉村哲に話を聞きました。ドイツでの研究経験もある杉村は、国内外のクラフトビール事情に詳しく、研究者の立場からホップの魅力を解説。ブームを超え、カルチャーへと変容しつつ

遠野のホップ畑に思いを馳せて。TONO-HOP-BOXをリリースします。

----------------------------- ※こちらの記事でご紹介した第一弾は8月で完売となりました!現在は第三弾が発売中です。ページ下部の通販サイト・ふるさと納税ポータルサイトのURLは第三弾のものに変えています。第一弾からビール・食材の内容が変わっていますので、各サイトでご確認ください。 ----------------------------- みなさん、こんにちは。 ビールの原材料「ホップ」の生産地・遠野で、新しい産業づくりに挑戦しているBrewG

ボトルビールをリリースします!

皆さま、大変お待たせしました。 遠野醸造初となるボトルビールをリリース致します!明日4/23(木)12:00〜、100セット限定で予約販売いたします。 新型コロナウイルスの影響により、日本各地で厳しい状況が続いております。我々も例外ではなく、4/4からTAPROOMが臨時休業となり、GWに提供予定だった樽生ビールの多くがその行き場を失いました。 臨時休業からおよそ3週間。多くの方にご協力いただき、遠野醸造初となるボトルビールをリリースすることができました。 本来であれば

生姜農家コラボ!三陸ジンジャーゴールデンができるまで

陸前高田の生姜農家・菊地さんとのコラボビール「三陸ジンジャーゴールデン」が先日リリースされました。生姜の香りが口いっぱいに広がり、フローラルな爽快感を楽しめるゴールデンエールです。お陰様でお客様の反応も大変好評で、 「今まで飲んだ生姜ビールの中で、一番生姜感が感じられる!」 「バランスが良くて、何杯でも飲めちゃう!」 と嬉しい感想をいただいております。今回はそんな"三陸ジンジャーゴールデン"がどのようにして生まれ、どういったことを大切にしながら造られたかをまとめてみたいと

地域とKIRINの挑戦。日本産ホップを通じた新しいビアカルチャーの創造へ

「日本産ホップを通じて、遠野から日本の新しいビアカルチャーを創造したい」。そんな想いを胸に抱き、農業、人材育成、観光など、さまざまな面からビールと向き合っている人物がいます。 彼の名前は、浅井隆平。KIRINのCSV戦略部 絆づくり推進室に所属する社員です。 CSVとは、「Creating Shared Value」の略で、「社会と共有できる価値を創造する」という考え方。社会課題への取り組みによる「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」を両立させ、企業価値向上を実現する

#とれいち 今年もありがとう

もうすぐ、「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」が全国発売しますね。皆さんは飲んだことありますか? 私はこのビールが大好きです。毎年、発売日を楽しみにしています。 今年もこの季節がやってきたね、ということで、「キリン一番搾りとれたてホップ生ビール」に関する個人的な気持ちを書いてみようと思います。 このビールは地域と密着していて、地域の人にとって大事なものなんだよ、という感謝の気持ちを、原料のホップの生産地・遠野に住む1人として伝えたいのです。 「キリン一番搾りとれた

TPROOMの空間に込めた想い

ちょうど一年前の今頃。遠野醸造TAPROOMは工事の最終予算打ち合わせをしている頃でした。オープン日を5月3日に決めたのもちょうどこの頃です。 ・オープンに間に合わせるためにはどうしたらよいか ・予算内に収めるためにはどうしたらよいか そんなことを我々とともに動き、考えてくれたのがインテリアデザイナーの 増田さんでした。 私達が増田さんに設計を依頼した際、お願いしたポイントが3つあります。 ・元々の建物の雰囲気を活かした造りにしたい ・自分たちでできることは、自分たち

遠野産りんご100%のハードサイダーができるまで

「まだ綺麗なんだよなー。もったいねーなー。」 11月初旬。私たちは遠野市内のとあるりんご畑にお邪魔していました。ちょうど、大きな台風が通った直後の訪問でした。りんごの木の下に広げられた大きなブルーシートには、台風で落下したりんごが山のようにありました。 このりんご畑のオーナーは、80才をこえたフキさんというおばあちゃん。長年遠野でりんご栽培をされてきた、大ベテランです。「そろそろ引退したいんだよなー」と言いつつも、りんごの話を始めると目がキラキラし出します。そんなフキさん

まちにブルワリーができるまで。

2018年5月3日、遠野醸造TAPROOMが遠野駅の近くに開業した。 「コミュニティブルワリーを作ろう」と掲げていた私たちは、お店ができるまでを共有し、市民の方や応援してくれる方にも、醸造所づくりに参加してもらった。物件が見つかったのは2017年の10月。そこからオープンまで約7ヶ月、短期間での醸造所立ち上げのチャレンジは本当に色々なことがあった。大変だったけど、あっという間に過ぎた。多くの人と大事な過ごした時間を、忘れないうちにまとめたいと思う。 2017年10月 物件候