「察する」と相手を「●●●返り」させてしまう!(泣)
こんにちは☺︎
心理カウンセラー・メンタルコーチの
江杉侑記(えすぎゆき)です( Ü )
人の気持ちを察して動くことが
得意な方が
いらっしゃいます。
あなたはいかがですか?
たとえば
ホテルマンの方や
お店の販売員の方が、
プロフェッショナルとして
仕事の場面において
このような力を発揮すると、
すばらしいサービスとなりますね。
しかし、
人の気持ちを察して動くということを
行わない方が良い場面
もあるのです。
あなたはそんな場面で
察することを、
やってはいないでしょうか?
今日は
「察することの思わぬリスク」について
お話しますね^ ^
さいごまで
お読みいただければうれしいです。
■ 日本特有の美徳
昔から日本には
「その場の空気を読むこと」
「人の気持ちを察すること」
が良いことだという
文化がありますね。
特に女性は、空気を読んだり
相手の気持ちを察することが
できるほど
「気が利く」すばらしい女性として
高く評価されるようなところが
ありました。
また、
日本人の細やかな心配りが
「OMOTENASHI おもてなし」
として
世界から高い評価を受けたのは
記憶に新しいですね。
その場の空気を読むことも、
人の気持ちを察することも、
適切な場面において
ほどよい加減でなら
相手へのすばらしい思いやりとなると思います。
■ 日常的に察することの危険性
でも、察することが
家庭や職場であまりにも
「日常的に」行われてしまうと、
察する側の人は
とても疲れてしまいますね。
そして、それと同時に
察することには
「危険な落とし穴」があるのです!
それは、
察してもらう側が
【子どもがえり】
すなわち
【心理的に退行】してしまうのですヾ(。>﹏<。)ノ゙
(題名の●●●に入る言葉は「子ども」です)
どういうことか
具体的な例をあげて
お話していきますね。
■ 察する妻と察してもらう夫
たとえば
妻がいつも気を利かせて
夫を察してばかりだと、
夫は
なんでも自分の思い通りになる状況
に安住してしまう
ことになります。
♢いつでも自分の気持ちを
理解してもらえてあたり前
♢自分が黙っていても
状況が自分の望み通りになる
と勘違いしてしまい、
人間の心の成熟にとって
とても重要な
「思い通りにならないことへの耐性」が
どんどん弱まってしまいます。
その結果、
ワガママ、傲慢さが増長し、
♢すぐに不機嫌になる
♢暴言を吐く
♢怒鳴る
♢怒る
♢キレる
など
攻撃性がエスカレートして
容易に
「精神的に退行」してしまうのです。
少しでも自分の思い通りにならないと、
機嫌が悪くなって
♢黙り込んだり
♢相手を無視したり
♢イライラしたり
♢説教したり
♢責めたり...
というのは、
相手(妻)に対して
強く「甘えている = 依存している」
ということです。
これは、
夫と妻が逆でも同じですし、
親と子
上司と部下
彼氏と彼女
などという関係性でも起こることです。
■ 母子一体感
心理学で
この「甘え」(=依存) のことを
「母子一体感」
といいます。
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母子一体感とは
本来
幼児が母親に対して抱く「甘え」
のことで、
「母親は自分とは別の人間だ」
という認識が
持てていない心理状態のことです
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「お母さんはボクの望みを
なんでもわかってくれて
叶えてくれて当たり前だ」
「お母さんは
私が泣いたり拗ねたりすれば
何でもいうことを聞いてくれる」
という
自分と母親が地続きになっている
幼児特有の甘え(依存)
の状態なのです。
*この「母子一体感」とは
幼い子ども時代は
非常に重要なものなのです。
この「母子一体感」の中で存分に
甘えさせてもらえた子どもは、
その後
健全に自立していけると言われます。
ある時期の幼い子どもにとっては
「母子一体感」とは
絶対不可欠なものなのです。
■ 離別感
しかし、成長するにつれ、
子どもは
「お母さんはボクの望みを
なんでもわかってくれて
いつでも
叶えてくれるわけじゃないんだ。
お母さんとボクは別の人間なんだ」
「泣いても拗ねても
お母さんがいつでも
私の言うことを
聞いてくれるわけじゃないのか。
お母さんは魔法使いじゃないんだ」
ということに気づいていき、
残念がりながらも、やがて
健全な「離別感」を
身につけていきます。
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「離別感」とは
◇相手は自分とは別の人間なのだ
◇相手には相手の事情があるのだ
◇相手は自分の思い通りになる存在ではないんだ
という「健全な大人の心理状態」です
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そして、実は、
大人になっても
この「離別感」を持てず、
「母子一体感」の中に
生きている人はたくさんいるのです(@_@)
■ 大人でありながら相手に母親を求める人
家族、友人、職場の人など
身近に接する人が
自分の期待通りにならないと
機嫌が悪くなるのは、
幼い子どもの「母子一体感」を
手放せていない現れなのです。
大人でありながら
相手に母親役を求めている、
家族や友人、後輩や部下に
甘え、依存している、
状態ですヾ(。>﹏<。)
■ 相手を退行させないために
日常的に大人に対して
「察し過ぎる」ことは、
相手に
思い通りになる状況ばかりを
与えることになり、
「母子一体感」を増幅させ
「子どもがえり=退行」させてしまう
非常にパワフルな手段に
なってしまいます。
では、そうならないためには
どうしたらいいのでしょうか?
実はそうならないために
「必須なもの」があります。
これを使わないから、
相手が心理的に退行してしまうのです。
その「必須なもの」について、
次回、くわしくお伝えしております↓
どうぞお楽しみになさってくださいね。
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★江杉侑記ってどんな人?
心理カウンセラー・メンタルコーチとして
活動させていただいている経緯など、
綴っております。
よければ画像タップで
のぞいてみてくださいね↓
さいごまで読んでくださって
ありがとうございました。
あなたの毎日が
やさしく健やかでありますように☆
〜安心感と自己信頼感に満たされた人生を〜
幸せな自己実現の専門家
江杉侑記
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