映画『ソーシャルネットワーク』は大学生だったマーク・ザッカバーグの恋物語
こんにちは、ミルク(candy@)です。
今日は私が大好きで何度も観ている映画の紹介です。
今や世界的にも有名な巨大SNS企業のMeta(Facebook)
つい最近ではMetaはTwitterに対抗するSNS 『Threads』のサービスを開始したばかり
「Twitter」もしたことがない私は「Threads」なんて言われても理解がさっぱり追いついていないのですが💦
Instagramもやってません😝
そのMeta(Facebook)の創業者であるマーク・ザッカーバーグがハーバード大学の学生だった時
SNSサイト『Facebook』を設立するまでの過程と
それに伴う二つの訴訟を描いた映画が
『ソーシャルネットワーク』
原作はベン・メズリック著の
『facebook世界最大のSNSでビル・ゲイツに迫る男』
[あらすじ]
2003年の秋
ハーバード大学の2年生だったマーク・ザッカーバーグは
ボストン大生の恋人のエリカに最低の性格だとなじられて一方的に彼女にフラれる。
エリカにフラれたマークは
その腹いせに自分のブログにエリカの悪口を書き込み
さらにその夜、ハーバード大学のコンピューターをハッキングして、ハーバード大の女子学生の顔写真を集めて二人ずつ並べ、どちらが美人か格付けを決めるサイトを立ち上げる。
深夜にも関わらず
たった2時間で瞬く間に22000アクセスを集めた彼のサイトは大学のサーバーをダウンさせてしまうほどの注目度だった。
そのことでマークは大学側から呼び出され処分されたが、マークの類まれなプログラミング能力に目をつけた
ハーバード大学生の名家出身のエリート学生の三人
(双子のウインクルヴォス兄弟とナレンドラ)はマークに彼らが計画していたハーバード大生専門のコミュニティサイトの制作協力を依頼する。
彼らの提案からヒントを得たマークは三人に協力すると
口約束しながら
彼らの要求は無視し続けて
影で自分自身のサイトを設立するために親友や友人たちとサイト制作を進めていく。
後にマークはこの事でアイデアを盗用したと訴えられることになるのだが・・・
マークは自分たちが作ったSNSサイトを『Facebook』と名付ける。
その後『Facebook』はハーバード生のみならず他大学の学生などのアクセス数も増やしながらどんどん登録者数を伸ばして最終的にはアメリカのみならず全世界へと広がっていく。
マーク・ザッカーバーグは
あっという間に世界最年少の大富豪へと上りつめるのだ。
ハーバード大学に入学するだけでも超エリートだと思いきや
大学に入れば名家や資産家の子女なのかとか
どのクラブに所属しているのか、強力なコネや人脈があるのかで学生たちの序列がまた決まる。
エリートの世界も大変だ。
自分たちのアイデアを盗まれたと躍起になって訴えを起こし、スーツをピシッと着こなした名家の子息たち
彼らに対してあくまで自分の発想で創ったと主張する
サンダルばきでラフな格好のマーク・ザッカーバーグ
両者の対比が面白い。
若いマークはお金や地位を得ようとして『Facebook』を創ったというよりも
このサイトを仲間たちと創り上げていくこと自体に夢中になっていたのだと思う。
マークは、音楽配信サービスナップスター設立者のショーン・パーカーと出会い、意気投合してノリで東海岸から西海岸へ移住したりと若者特有の無茶(お酒やドラッグやパーティ騒ぎ)をしながらも楽しそうに仕事をしていた。
人は何かに夢中になっている時がいちばん輝いて見えるのかもしれない。
こんなに成功したのに
この映画では何もかも手に入れた後のマークがなぜか生き生きと見えなかったのは私だけだろうか?
一見すると、この映画は『Facebook』の創設者の
マーク・ザッカーバーグの
サクセスストーリーかもしれないが
私がこの映画を大学生の恋物語だと思った理由は
この映画の最後のシーン
訴訟を何億ドルだったか何億円だったか?の示談で決着つけたマークがその場でたったひとりでオフィスでしたこと・・・
マークは示談をあっさりと受け入れて決着したや否や
パソコンで『Facebook』のサイトを開き、元恋人のエリカを見つけて彼女に友達申請を送ったのだ。
友達申請を承認されたくて何度も何度も画面を更新させてクリックしながら・・・
その姿は巨大企業のCEOではなくて失恋したひとりの青年の姿に見えて切なかった。
巨大企業となった『Facebook』のCEOの地位もお金にもさほど興味がないマークの様子がもの悲しい
かつての恋人だったエリカを振り向かせたくて始めたことの結果が『Facebook』という形になったのだろうか。
それは本人に聞いてみないとわからない。
本人のインタビューからは映画は本当の部分とそうでない部分が混じっていて面白かったと言っている。
それにしても、恋人にフラれて怒って、自分のブログに彼女の悪口を書き込むことまでは若気の至りであるかもしれないが
恋人にフラれたリベンジで
これほどの偉業を短期間で達成したマーク・ザッカーバーグはやはりとてつもない天才なんだろうと思う。
そしてそんな天才のおかげで賛否はあれども今の驚異のネット社会が存在する
彼のような天才たちは一体どこに向かっているのだろうか?
孤独な天才の若者があなたの周りにもいるかもしれない。
以前、マーク・ザッカーバーグの名言を書いた記事です。
この『ソーシャルネットワーク』の監督はデビッド・フィンチャーだ。
彼の映画『ゴーン・ガール』を記事にしたことも
https://note.com/brave_zinnia931/n/na9d56652086d
予告編です。
長文になりましたが最後までお読みくださりありがとうございました。
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