【夏の北海道】積丹ブルーとウニ丼に恋する
はじめに
珍しく少しばかり長文です
最後までお付き合いいただけたら幸いです🫶
『おはよう』と目覚めた直後
オットさんの『ウニ丼食べに行くよ』
の一声で駆り出された週末の朝
正直、起きたての出動はあまり好きじゃない
自分はどちらかというと慎重派なので
どこかへ出かけるとなると
前日からある程度日程を決めておきたい
しかしながらオットさんは思い立ったが吉日派
行くと言ったら絶対行くタイプだし
行ってから決めよ〜の人なので
この日ウニ丼を食べに行くことは100%決定
しぶしぶ顔を洗って身支度
起床後30分で家を出た
昔から準備の早さには自信がある
(ちなみに子供2人の用意もバッチリ✌️)
乗り気じゃなかったわりに
そうと決まれば行動が早い
向かった先は
積丹〜余市方面
車での移動
到着するまで少し時間がかるので
とりあえず各々好きな軽食を車内で頬張る
何事も食べないとエンジンがかからない
少し走ると小樽の海が見えてくる
『海の見える小さな田舎町』に住んでいたので
海が見えるだけで一気に気分が上がる
もうここまできたら
自分もしっかりウニ丼モード
目指すは『ウニ丼!!』
高速道路にもお世話になりながら
海沿いを走り(あたかも運転している風だが自分は助手席で呑気にサンドイッチを食べながらぼけ〜っとしているだけ)
今にも熊が出てきそうな山道をくねくね通り抜け
お目当ての積丹へ到着
もちろんその日の朝獲れの新鮮なウニが丼になるので
お店の開店時間も朝9時からと早め
なんとか8時半頃目的のお店に到着したが
お店の前は予想通り先客で大賑わい
順番待ちのお客様名簿に名字を記入
我が家は32組目
待ち時間も大切にとお店前の浜へ足を運ぶ
まだ呼ばれないよね
もう少しお店から離れてみよう
積丹を訪れるのは初めてではないが
久しぶりに見た海の透明度に感動してしまった
海の水ってこんなに透き通っていたっけ?
実際、夏のこの時期が一番海の透明度が上がるらしい
そして
こんな綺麗な海で獲れたウニ
美味しくないわけがないと確信する
お店へと戻り
やっと順番が呼ばれた
それでも9時半には店内に入ることが出来たので文句は一切無し
お待ちかねの『ウニ丼』が
テーブルへと運ばれてきた
もう少し寄ってみましょう
わさびとお味噌汁とお漬物がついてきます
お醤油は濃いめと薄めの出汁醤油の2種類が用意されており
迷わず出汁醤油をわさびの入った器へ注いでウニ丼へかけ回す
食べる
はぁ〜
ごめん
オットさんごめん
朝『だるぅーーー』みたいな顔してごめんなさい
美味しい以外の言葉が見つからない
もう無心です
子供の事なんてそっちのけです
なんの臭みもなく口の中でとろける
あまぁ〜いウニ
ウニ好きの私
正直この倍の量食べたかった
ほんとに食いしん坊で困ってしまう
少し時間はかかったけれど
ここまで来て良かった
本当にそう思った
そして何よりオットさんに感謝した
幸い隣の娘はまだウニの美味しさに気づいていないので
私が仕方なく分けてあげたウニには微妙な反応
内心ホッとして
少しだけ分けてあげたウニはしっかりと返品してもらう
それでも一丁前にサーモン刺が大好きなので
そちらをいただく娘
そして
美味しい以外にも素晴らしかったのが
子連れへの気遣い
『テーブル席より座敷の方がゆっくりできますよね〜??』とお店の方が
順番より少し早く座敷席へ案内してくださった
お子様には無料でお味噌汁と白いご飯とふりかけと漬け物を提供してくださる
『サーモン刺身』のみ頼んだ娘も
しっかり定食になったというわけだ
もはや神
ついでに言ってしまえば
カプセルトイもひとつ引かせてくれる(拍手)
久しぶりに食べたウニ丼
旬の物は最高に美味しく
子供にもとっても優しいお店で
お腹も心も大満足でした
来年
いや、来月もまた食べに行きたいなぁ〜
天然ウニの旬は6月中旬〜8月初旬です
ウニ漁をしてくださっている漁師の皆様
暑い中本当にご苦労様です
ありがとうございます
そして、頑張ってください!!
『ウニ丼』と『積丹ブルー』に恋してしまったため少々長めですが
もう少し続きます
お付き合いいただけたらこの上なく幸せです🫶
ちなみに
今回、我が家が訪れたのは
『漁師の店 中村屋』というお店で
ウニ丼以外にもいくら丼やホッケ定食
単品ではアワビやホタテの刺身などがメニューにありました
席もテーブル席と座敷席があり
席数も多いので、混んでいる割にお客さんの回転が早いと私は思います
まだ間に合います
積丹へ訪れた際には是非お立ち寄りあれ〜
ウニ丼を食べて満足した後は
子供達の心と体を満たしてあげようと
お次は私の出番
まずは
海へ
普段はビルやお家に囲まれて少し窮屈そうな空も
これがほんとの私なのよと言っているかの様に
青くなんだかのびのびと気持ちよさそう
海も空に負けじと
いやいや私の方が青がお似合いなんだからと言わんばかりの開放感
だけれど海も空も喧嘩することなく相性抜群
『積丹ブルー』には空の青さがないと成り立たないような
そんな気がした
ほんとにふさわしい名前がつけられているなと感心した
海と空
それだけで物凄いパワーをもらった
まだ初夏なのに真っ黒くろすけな娘と
海が大大大好きな私は
年甲斐もなく娘と同じテンションでしばらく海遊び
貝殻見つけたり
砂遊びしたり
波打ち際をひたすらどこまでも走るという海ならではの追いかけっこをしたり
波の音をBGMにただただボーッと海と空を眺めたり
海と砂浜があればスマホもオモチャも必要ない
何にも無くても遊べちゃう
何だか大事な事を思い出させてもらった気がする
一方
1歳半ちょいの息子は
ほぼ初めての砂浜と海に大泣き
砂浜に広げたシートの上でボールを抱えながら
難しい顔して海を眺め続ける息子
海とにらめっこ
大丈夫!!
君も数年後には泥まみれになってはしゃいでいるから
(息子には砂遊び道具のひとつくらい持ってくれば良かったかな??)
海に来たら一日中居たくなってしまう私
だけれど皆んなの体が焦げっ焦げになってしまったら大変なのでこの日はここまで
海と空にいったんバイバイ
『ありがとう積丹ブルー!また必ず来るからね〜!』って心の中で投げキッス
バイバイしたけどまだ帰りませんよ〜
お次は
この日、実は私が一番楽しみにしていた
『積丹ブルーソフトクリーム』
を食べに向かった
積丹へ行くならウニ丼以外にも何か食べたいと
道中スマホで調べていたのだ
海遊びをした場所から車で10分弱で到着
私は迷わず積丹ブルーソフトを
娘はミント味が食べれないだろうとバニラのソフトクリームを注文
結果
『こっちのほうがおいしぃ〜!!』って
口の周りを綺麗なスカイブルーまみれにし
とびきりの笑顔で自分のバニラソフトとこうかんこを要求してくる
私の青いソフトクリームはあっけなく娘に奪われ
た
一口ミントを食べさせてもらったけれど
ミントだけどミントならではのスースーした感じは無く優しいミントとバニラなお味
(表現が下手でイマイチ伝えられなくて残念)
これなら確かに子供も好きなミントだなと感動した
バニラのソフトクリームももちろん美味しかった
さすがにバニラソフトを食べたあとに
もう一度ミントソフトを買うほど食いしん坊はしなかった
子供にも愛される『積丹ブルーソフト』も最高でした!!
ちなみに
最初に登場して以来しばらく存在感を決していたオットさんは
ソフトクリームを食べに向かう途中で力尽きて寝てしまった息子と車内で小休憩
ここまで来たのだから『神威岬』まで行きたかった
けれど朝からフル活動の娘も疲れ果てていたので今回は断念
次は展望台なども行ってみたいな〜
何はともあれ積丹をたっぷり満喫できたから
今日はそろそろ
帰ろうか〜もう帰ろうよ〜
今日のウニ丼ツアーはここまで〜
だけど
も少し寄り道しながら帰ろうか〜
お付き合いありがとうございました🫶
明日も良い一日になりますように🕊️
〜寄り道編はまた今度〜
追記
【夏の北海道】積丹ブルーとウニ丼に恋する
がnote公式『#フードエッセイ記事まとめ』と
『海』に追加されました
特集『#わたしと海』にピックアップされました✏︎