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お爺ちゃんと栗と、おばちゃん
こんにちはnatsuです🌰
秋といえば
我が家では毎年必ず栗拾いへ行きます
栗拾いだけは娘がお腹にいる時から始まり毎年かかさず行っている行事のひとつです
去年だけは何か理由があって栗拾いに行きませんでした
理由はなんだったか全く覚えていませんが
今年も行きました
朝から公園で遊んでたら銀杏を発見して
そういえばそろそろ栗の時期だね
行くか
となり出発。
結果からお伝えします。
まだ早かった
青かった
フライングノーゲット
です。
残念。
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もちろんもう下に落ちているものもありましたが
開かない、、、
ウロチョロ探しましたが諦めました〜
また日にちを改めて行く
という可能性は低そうなので今までの『栗』を振り返ってみました
栗が嫌いでない方は最後までお付き合いいただれば幸いです🫶
ちなみに毎年栗拾いに行っている場所は
小樽市にある『手宮公園』
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『栗』は拾えなかったけれどススキが気持ち良さそ〜にゆらゆらしていたり
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緑感じながら外でお昼ご飯食べたり
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青トンボと赤トンボの追いかけっこを見たり
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『秋』らしさを沢山発見できました🍂
去年行かなかったけれどどこかの公園で偶然見つけた立派な栗
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我が家の栗拾いは栗が食べたくて栗拾いへ行く
というより『栗拾いに行く』という気持ち
『秋の訪れを体で感じる』事を大事にしてるので大量に栗をゲットして帰る事はほとんどありません
そして、実際行ってもほとんどの栗がもう拾われていてチンチクリンサイズのを少し
なんとか見つけ出して拾うという感じです。
でも、2年前に行った栗拾いは大漁でした
それには理由があり
わたし達が栗拾いをしていた時にお散歩に来ていたお爺ちゃん
どうやら近くに住んでいると。
我が家の栗の不漁具合を見て
『ちょっと待ってて』とだけ告げ軽トラで居なくなりました
そして、数分後にまたそのお爺ちゃんが軽トラで帰ってきました
『これ、持っていきなさい』と今までに見た事もないサイズのデカ栗をビニール袋パンパン詰めてわたし達にくれたのです
どうやら友達の家の庭の栗の木で立派な栗がなって貰ったと。
で、あげるよと。
突然の栗フィーバーに大喜びの我が家
大量〜の立派な栗をいただきました
ありがとうあの時の栗お爺ちゃん。
お爺ちゃんの優しさとフットワークの軽さに感謝でした。
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できたら毎年このお爺ちゃんのお友達のお家へ栗拾いに行きたい笑
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栗ご飯にする為の皮剥きがとにかく大変だった記憶が蘇ります笑
今年の栗拾いは結局ひとつも拾えずに終わり
少し心残りがあったので
公園からの帰り『手宮洞窟保存館』へ寄り道
娘が洞窟に入ってみたいとノリノリでした
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洞窟の中はもちろん暗く
入って早々息子は『こわいぃー』と。
『あっち』と入り口の方をしきりに指差して出たがりました
が、ちょっとだけ我慢してもらいまして、、、。
洞窟の壁には実際にこの時代(1600年前頃の続縄文時代中頃〜後半の次代)に生きていた人達によって刻まれた彫刻(刻印画)を見ることができました
刻印画がある洞窟は、国内では現在のところこの手宮洞窟と余市町のフゴッペ洞窟だけだそうです。
この刻印画は『狩り』をしている様子を現しているのではないかとも考えられており
その事を娘に説明すると
『お母さん、狩りってなぁに?』と聞かれ
『狩りってさぁ、ほら、あれだよあれ、、、』と
咄嗟の質問にわたしが少し詰まっていると
近くで刻印画を見てたオバチャマが
『お嬢ちゃん、鹿知ってるかい?
鹿をね〜槍とかを使って取ることなんだよ。
じゃあさ、兎さん分かるかな?
兎さんをね〜エイッて捕まえるの。』と
だいぶ残酷ではありますが、とてもとても分かりやすい説明をしてくださいました。
まだまだ娘と話したそうなオバチャマをよそに
『あ!ちょっとあっち行ってみる!』ってスッと居なくなる娘。
わたしから感謝のお言葉を伝えておきました
説明の仕方大変勉強になりました
ありがとうオバチャマ。
わたしはこの件に限らず普段から娘の普通な質問にどう答えたら良いのかわからずパッと答えられない事が良くあります
加齢に伴う現象か?
いや、もともとの頭脳の問題なのだと思います。
わたしからしたら当たり前の事でも、娘はまだ知らない世界が沢山あります
娘は今、様々なわからない事新しい世界を吸収しようとしている時期
何でも知りたい学びたい時期なのです
間違った事は教えられないし、嘘も教えられない
尚且つ5歳でも分かるような説明をしなければならない
子どもへの説明って凄く難しいなって思うのです。
もっと子供へ分かりやすく上手に説明できるようになりたい
そして、何を聞かれてもパッと答えられるスーパー頭脳が欲しいと思う今日この頃なのです。
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ちなみに縄文つながりで
日本各地の縄文時代の遺跡から栗が出てきているようで(知りませんでした)
縄文人は食材や木材として栗を使っていたとか。
栗は木の実の中でもアク抜きがいらないことから、今のお米にあたるような主食として食べていたそうですよ〜🌰
ということで
フラ〜っと寄り道した場所でこんな貴重な体験ができるとは思いませんでした
それも『栗拾いへ行った』お陰です
ありがう栗。
今年は完全なるフライング栗拾い。
でも、娘は陽気に『おおきなくりの〜きのしたで〜♪』を歌ってお散歩に来ていた老夫婦さんを笑顔にし仲良くなったり
栗は拾えなかったけれど小樽の方達の優しさに触れる事が出来たり
あれ?あのオバチャマはもしかして小樽の方ではなかったのか?明らかに観光客感あったなぁ
まぁいいか笑
『栗拾いには行った』ということで満足。
来年はもう少〜し時期を遅くして行ってみよう。
長々と『栗栗栗の栗ツアー』にお付き合いいただき
ありがとうございます🫶
明日も良い一日になりますように🕊️
追記
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