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無性に夫の扶養を抜けたい

今とても幸せなんだけど、なんとなくしっくりこない感覚があり、それはなぜなのかを考えてみた。

一つには、時間を大事にしたいのに全然好きじゃない仕事にパートとは言え月70時間以上使っていること。(今、計算してビックリした)

二つ目には、その割には結局は生活費の大半は夫の稼ぎ頼みであり、子供に我慢させることもなく、私自身も衣食住に困ることがないのは夫の給料のおかげであるということ。
つまり、扶養家族だという事実。

いやでもね、よく考えてごらんなさい。(自分に向けて言ってます)

家事も育児も90%、私がやってる。
人生の大半、毎月生理という苦行を強いられている。
2回の妊娠.出産で臨死体験?までしてる。
産後鬱にもなりかけた。

それに比べて、男は精子の提供のみで父親になれるというのは、ちょっとあまりにもじゃないか?

その精子の提供が多少なりとも苦しみを伴うのならまだしも。むしろ快楽って。

こんなこと書いてると、夫に不満があるみたいだし、近年私が忌み嫌っている「他責」しまくっている感じだけど、そういうことではない。

夫との関係は交際期のラブラブ期間は除外するとして、史上最高に良い。(私調べ)
夫がどう思っているかは分からないが、私の中ではすこぶる良好。

じゃあ、せっかく?女に生まれて生理に耐え、臨死から生還したのだから、扶養家族という権利くらい堂々と享受すれば良いじゃないか。という自分都合の思考のために、精子理論を展開してしまったのだけど、(世の中のパパ、嫌な気持ちになった方がいたら本当にごめんなさい。)
それも違うのだ。

正直、タイトル通り扶養を抜けたいだけなら、すぐに実行可能だ。人手不足で社員面接に明け暮れている上司に「やっぱり社員になりたいです」と一言、言えば良い。

たぶん私は『人の役に立つことで、自分の暮らしを自分で守れるだけの収入を確保したい』と思っている。

ここで言う「自分の暮らし」は、私一人ではなくて夫も子供含まれる。つまり、私一人の稼ぎでもなんとか4人で生活できる状態を指す。

さらに言えば「自分の暮らしを守る」には自分が納得できて幸せな状態であるという意味が含まれている。だから自分の適性上、フルタイム正社員になるという選択肢は却下。

パートに使う時間がもったいないからという理由でパートすら辞めて夫にだけ経済的負担を強いるというのも、違う。

「人の役に立つこと」で思い浮かぶのは、ボランティア的なことばかりで、それは確かにやってみたいことなのだけど、それでは自分の暮らしを守るだけの収入は確保できない。

とはいえ、私が今のような思考回路になってからまだ2年ちょっとしか経ってないし、具体的に行動し始めてからは、1年も経ってない。
焦りすぎなのかな。

ちょっと前にネガティブケイパビリティについて書いたばかりなのに、もう答えを欲しがっている。
人間の脳って本当にそういうふうにできているらしい。

お金に縛られたくないし、自由でいたいけど、経済的に自立したいというのが本音。
わがままで贅沢のような気もするけど、当然の願望な気もする。

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