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小林 英真(こばやし えま)
マガジンタイトルは、名著『モリー先生との火曜日』のもじりです。 2022年9月に父を肺ガンで亡くしました。 宣告からわずか3ヶ月で、元気だった父は帰らぬ人になってしまいました。 モリー先生には遠く及びませんが、私なりに『人生の意味』について、この2年間ずっと考えています。 【エマとの水曜日】では、その考えを記事にしたいと思っています。
日々の読書の感想を、エッセイ要素を交えながら書きたいなと思ってます。
2022年、9月4日。私が36歳の誕生日を迎える少し前、父がこの世を去った。 肺がんだった。 2024年5月の今日、なぜ私が父の死について書こうと思ったのか。 父の死が私に、もたらした影響や、病気を宣告されてから9月4日までの間の出来事を、その時の自分の気持ちを、言葉にしたいと思ったからだ。 生とはなんなのか、死とはなんなのか、父の人生はなんだったのか、私の人生はなんなのか。 父の死から、しばらくは、湧き上がってくるそれらの疑問に蓋をして、考えないようにした。 父のこと
小学生の頃、ちびまる子ちゃんが大好きだった。 トイレにちびまる子ちゃんの漫画を持ち込み、同じ話も何度も読んだ。ゲラゲラ笑った。 漫画より先にアニメに親しんでいて、1992年に一旦アニメ放送が終了した時には、大泣きした。 大泣きする私の隣で苦笑いする父と母の顔を、なぜか今でもよく憶えている。 1995年に放送が再開した時は、歓喜した。 たぶんその頃から、漫画も集め始めた。お小遣いを握りしめ、古本屋に連れてってくれと父にせがみ買うのは、大体ちびまる子ちゃんだった。 少し大人に
父の死を目の当たりにしてから、人生の意味や幸せについてずっと考えています。 ガン患者の家族は第二の患者とも言われ、精神的な苦痛は本人に勝るとも劣らないと言われているらしいです。 ガン専門医の著書で見た一文ですが、本人ではないので比較しようがなく、父に聞くことも出来ないので、実際のところは分かりませんが... ただ、ガンの闘病や死に際というのは想像よりもずっと壮絶で、私の心に大きな傷を残したのは確かです。しかし大きな傷を残したと同時に、私にとても大切なことを教えてくれて、人
私は、腹筋を割りたいと思っている。 ダイエットというより、父の死をキッカケに心身の健康について学ぶようになり、食事の改善等で体重はあまり変動しなくなってきたが、今度は自分の筋力のなさが気になってきた。 今は10分程度の筋トレを、毎朝1年間ほど続けている。 やらないと気持ち悪いと思うようになったので、習慣に出来たという自覚がある。 もっと激しいトレーニングをしてる人もたくさんいるだろうし、もっと長い期間継続できている人もたくさんいると思うので、私が筋トレのことを書いても
以前、小学校からの友人とランチをした時、友人が「子供には私みたいになって欲しくない」と言った。私もそれに同意した。 私も友人も別に悪いことをした訳ではない。むしろ頑張ってきたと思う。それなのに、なぜ子供に自分のようになって欲しくないと思ったのか。じゃあ、子どもにどんな風になって欲しいと思っているのか。 そもそも、「自分のように」の自分て自分の中のどの部分を指しているんだろう? それについての答えは「自分の意思で選択をしていない自分」だ。 だから、じゃあ子どもにどんな風にな
星野源著『いのちの車窓から』を読んだ。 前から星野源さんは歌手としても俳優としても好きだったけれど、文章を読んでもっと好きになった。 最近、さくらももこさんのエッセイを読んだ時に感じたこととリンクするような一文があった。 下記に引用する。 さくらももこ著『ももこのトンデモ大冒険』の中で、さくらももこさんと編集者数名でアメリカ西海岸まで、怪しげな博士に会いに行く話があり、その日の終わりを振り返り、さくらももこさん本人は と書いているのに対し、その場にいた編集者の石井さんは
昨日、学生時代の友人から大学生の時に一緒にディズニーランドに行った写真が見つかったと、その写真がLINEで送られてきた。 写真の中の私はシャネルのロゴのネックレスを着けていた。 これを当時の私がどういう気持ちで着けていたかというと、まさに本書で言われている「見せびらかしの消費」であった。 もちろん、シャネルは素敵なブランドだろう。しかし、私がその素敵さを理解していたかと言えばそうではなく、ただただ、「私はシャネルのネックレスを身につけることが出来ますよ」というアピールに
ワイドショーやニュースを、ほとんど見なくなって数年が経ちます。見るのをやめようと思った時には、周りの話題についていけなくなるのでは?流行遅れになるのでは?と心配しましたが、この数年間で、困ったことは正直一度もありません。 昨日、子供に頼まれた番組を録画する為に、地上波をつけた瞬間、政治家の不倫についてコメンテーターがぶった斬るというコーナーが流れていました。長らくこういった情報から離れていたので、面食らってしまいました。 不倫は犯罪ではないので、倫理観の欠如とか、好感度低
先日、娘が学童のお泊まり会に参加してきた。 高学年(4年生)から参加できるイベントなので、娘は1年生の頃から4年生になるのを待ち望んでいた。 お泊まり会は、とても楽しめた様子。ただちょっと気になったのが、朝食の時の話だ。 朝食に何種類かのヨーグルトが用意されていて、それぞれ好きなものを選んで良いことになっていたそう。 アロエ、ストロベリー、レモンがあり、順番に「〇〇がいい人ー?」と聞かれて、挙手し、多かったらジャンケンというシステムだったらしい。それで、娘はレモン味の
今日は仕事が12時までだったので、帰ったら何をしようかと朝から考えていた。 最近平日休み等、子どもが家に居ない時間は図書館司書資格取得の勉強かnoteを書くことに使うことが多かった。好きでやっていることなので、別に疲れたりはしていないのだが、昨日は初めての試験があり、合計150分考え込んでいたので、今日は久しぶりに何か違うことをしようと考えていた。 まず、ボロボロになったネイルを直した。 それから、本を読みたいと思ったけど、頭を使う本を読む気分ではなかったので、読みかけの
タイトル通りである。 更に言えば、ズボンの左膝とトレーナーやTシャツの左胸にも穴が空いてる。 お母さんがちゃんと見てあげないと...とかいうレベルではないのだ。 先週買って、今週もう穴が空いてるのである。 大袈裟ではなく。 それぞれ、一体なんの穴が空いているのか紐解いていこうと思う。 ①トレーナー、Tシャツについて 現代の小学生は私の頃と違い、道端で名前を晒すことがないよう、名札は学校に置きっぱなして、登校してから名札をつける。そして、帰りに外す。 どのタイミングで
10月から、私は大学の通信教育部で図書館司書の資格取得を目指している。 20年ぶりの大学入学についてはこちら ↓ 新しいことを勉強するのって思っていた以上に楽しい。 興味があることを学ぶって楽しいことなのだと今更ながら気がつく。 学生時代の自分に教えてやりたい... 大学を卒業してから16年も経っているが、父の死がなければ、多分死ぬまで気がつかなかったことなので、今気がつけただけでも良しとしよう。 小学4年生と2年生の子どもたちは既に、勉強はつまらないもの、嫌なもの、と
私は、父を亡くしてから2年間、人生の意味について考えています。 山ほど考えていることがあるのですが、今日はそのうちの1つ、『幸せって何か?』をテーマにしたいと思います。 様々な書籍を読んだり、自分の体験をもとに考えた私なりの結論です。 まず、私が思う幸せの条件5つを挙げます。 1.朝、目が覚める 2.ご飯を食べられる 3.お風呂に入れる 4.大切な人がいる 5.本が読める 上記、5つに+αすると、さらに幸福感があがる条件4つを挙げます。 1.自分で決めること 2.
先日、寝る前の歯磨きをしている時に、小学校2年生の息子が、「あぁー、今から寝るの楽しみだなぁー」と言い出した。 朝から、地域のお祭りに行って丸1日遊んだので疲れて早く寝たいのかな?と思って聞いていると 「寝る前にお母さんとゆっくりお話して、そのまま、お布団で寝るのが、1番幸せなんだ♪」と言う。 なんと、可愛いのか... 子育てをしていると、子どもの為に色々な経験をさせてあげないと。とか、勉強や習い事もしっかりしないと。とか、ついつい焦って色々なことをやろうとしてしまう。
私は元々、家事が嫌いだ。 結婚して実家を出るまで、ほとんど家事をしてこなかったし、面倒くさがりだからだ。 結婚した当初、本当に世界で一番嫌いなのは家事かもしれないと思っていた。 家事をしていると、いつも自分がシンデレラになった気分だった。(もちろん、舞踏会に行く前のみすぼらしい灰かぶりの。) 子供が生まれて、いよいよ家事が嫌いになってきた。仕事を辞めて、家にいる時間は増えたし、ネットスーパーや生協を使う等、工夫も始めたが、子供がいるということは、もちろん家事の手間も増
ヨシタケシンスケ著『ころべばいいのに』 私がヨシタケシンスケさんの本が好きな理由は、くすっと笑えるとか、絵のタッチとか、そういうこともあるけれど、子供に対して、なんて言えば上手く伝わるんだろう?って思うようなことを、この絵本なら伝えられそうだなって思えること。 『ころべばいいのに』は、2年前に、現在4年生の娘の為に購入した。 今は随分マシになったのだが、1.2年生の頃の娘は心配性というのを通り越して、強迫性障害かもしれないと思っていた。 強迫性障害は、例えば「あれ?家