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毎朝の習慣をもつことの意味
何冊かの本にアドバイスがあったこともあって、毎朝の習慣をもつようになりました。
90%くらいは定着したかな、と思います。
今回は、毎朝の習慣をもってみて、気づいたことやポジティブな影響について短く書きます。
まず、毎朝の習慣にしたいことを紙に書き出しました。
それができたら、自分が使っている手帳に習慣の内容を記します。
前の晩や就寝前に確認します。
それは次のようなものです。
歯磨きと洗顔。
一杯の水を飲む。
瞑想(10分~15分)
ブッダの言葉を読む。
朝散歩。
今日のやれることリスト(ToDoリストのこと)を書く。
読書20分。
以上が基本のフォーマットとなります。
6つほどのシンプルな内容ですが、そのシンプルさがいいのだと思っています。
朝に煩瑣なことはしたくはないし、そもそもそんな時間はないからです。
毎朝の習慣を定着してみてよかった点を一つ挙げるなら、穏やかな状態で一日をスタートできるということです。
瞑想をしながら、ブッダの言葉を読むことの恩恵が特に大きいと感じています。
瞑想をしながら、ブッダの言葉の本を開いて読む。
閉じて瞑想し、また読む。
それを繰り返すと心が澄んできて穏やかになります。
心をよい状態に保てるのです。
特にそれを朝にすることで、心をよい状態に保った上で、スタートできます。
それが、一日全体にまでポジティブな影響を及ぼすのです。
瞑想とブッダの言葉の相乗効果です。
また、この毎朝の習慣のポイントは、起床後にすぐにスマートフォンをいじらないという要素もあります。
これは、禅を広めてらっしゃる枡野俊明さんから教えてもらいました。
電子機器でニュースを見ると心をよい状態に保つには逆効果ですし、自分の時間がとれないからです。
ネガティブなニュースを見てしまった場合は、心が乱れた状態で一日をスタートすることになってしまいかねません。
朝早々疲れてしまいます。
そのためのポイントは、前の晩にスマートフォンの電源を切っておくことです。起床のベルは身体に任せています。
毎朝の習慣をもつには、前の晩に早く寝ます。
22時には就寝しています。
そうすると、5時に起床するので、毎朝の習慣の時間が合計30分以上、一時間未満だとしても、少し余裕があります。
私の場合は、毎朝の習慣で読むのは、『ブッダの言葉』でしたが、朝に何か心をよい状態に保つための「平静書」を読むのは恩恵がある感じています。
「平静書」とは、心をよい状態に保ち、穏やかな状態にする本のことです。
ピタゴラスは、一日の終わりに自分の良心をチェックする時間をとるように、弟子たちにアドバイスしていたそうです。
つまり、心の状態をチェックする時間です。
これは、瞑想も共通点があります。
瞑想とは、心の状態を観察する習慣だからです。
以上、毎朝の習慣についてでした。終。
毎朝の習慣で読んでいる『ブッダの言葉』
実際に持っているのはこの文庫版です。