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note 勉強会フェリープログラムを終えて
noteを書かれている方はお分かりかと思いますが、note編集部では、様々な機会を通じて、noteの使い方や書き方における勉強会を開催しています。その中で、構成の立て方や書いたものを評価をしあいながら1つの記事を完成させていくという内容の、「note勉強会フェリー4月期」に参加していました。「フェリー」とは、船で一期一会の仲間とともに旅に出る。そして最後、港についたら旅の経験を胸に各自の道を歩んでいく。そんな意味が込められているそうです。
残念ながら仕事の関係ですべての時間に参加できたわけではないのですが、自分の既存の環境やコミュニティとは違う「人の輪」に入ることで気づかせてもらった事がありました。きょうは、このことについてお伝えしますね。
noteは森のようにクリエイターが共生する場所
noteの掲げるバリューに「多様性を後押ししよう(Promote Diversity)」とありますが、まさにその言葉の通り、多様な背景や創作意欲を持つ仲間が集まりました。個人的にはライターさんが多いな、という印象も。より多くの方に届けるための基本的なハウツーはあるものの、その表現においてはその人ならではの技術や持ち味があり、どれひとつとして同じものはありません。参加された方々と対話をしながら、そのオリジナリティに感心するとともに、自分の発信したいテーマや表現の持ち味について確認・整理する機会となりました。
読んでもらうための記事にするために意識したこと
そもそも、この場で書きたいテーマがあってnoteを始めたので、それとは異なる領域のものは書きたくないなぁと考えると同時に、果たして、自分が掲げていた専門領域のテーマに興味を持ってくださるかどうかが、今回一番悩んだところでした。だって、例えば読んだ本や旅の方が、農業とか地方創生とか、健康なフードデザインとかwell-beingよりとっつきやすいですよね笑。
この講座では、「読んでもらいたい対象を明確にしてください」とレクチャーされましたが、自分が見えている(頭で考えた、既存の)対象のニーズにあてていくよりは、自分の記事をシーズ(=種)にして「心(感情)が動くかどうか」「そこからどんな世界観が作られるか」にポイントを絞りました。自分で伝えたい事にこだわるのではなく、読んだ人の感性・感情に「委ねて」「それをまた素直に受け取る」という感じです。
そんなことを自分なりに意識して書いたのが前回の記事です。
「記事が上手くできました」とか「皆さんもどうぞフルマラソンに挑戦してください」いうことではなく、「相手の感性・感情にゆだねる」「それをまた受け取る」という意識で書いたのは、これが初めてでした。アウトプットとしては「つたない」かもしれませんが、自分の内面の変化は大きく、それに気づいた事が今回の成果でした。
いただいた感想は、どれも「その人ならでは」が伝わり、満ち足りた気分に。
皆さん、お時間が無い中で丁寧に読んで下さって、そして、記事に組み込んだ写真や「幸せ」について、読んでくださった方なりの感情やパーソナリティーが感じられて、満ち足りた気分になりました。「マラソン」や「走る」ということに対して、人それぞれに隠れたエピソードがあり、「分かち合う楽しさとやさしさ」がnoteに存在しているんだなと実感しました。
今回の記事が、noteをどのように書いたらいいか迷っている方や、何かきっかけが欲しい方の役に立ちましたら嬉しいです。最後まで読んで下さりありがとうございました!
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