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積読がなくなると不安になる

積読。いまは10冊くらいあるかな?
買うと割とちゃんと計画的に読む方ではあるけど、それでも積読を切らしたくないと思ってます。積読を切らすって表現が果たして正しいのかはわからないですが、「次に読む本がない」状態が不安で仕方ないので、絶対に切らさないようにしているのです。いまは電子書籍もたくさん出てるので、その日だけセールワンコイン販売とかあるととりあえずポチる。で、電子書籍の棚に積んでおいて、隙間時間に読む。しあわせ。

積読とは不思議なもので、そこに積読がなくなるとなぜか異様に焦りますね。これわかってくれる人は結構いると思うんだよな。

本ってのは今読んでいるやつ、今度読みたいやつ、今じゃないけどいつか読むので手元においておきたいやつそんな感じで分けられるかなと思っているのですが、この「今じゃないけどいつか読むので手元においておきたいやつ」があるのとないのとでは心の安定度が違う気がしているのです。大げさかな?とも思うけど。

お休みをとると向かう先は必ずと言っていいほど本屋さんです。
本屋さんの棚を見て回るのが楽しくて仕方ない。知らない本に出会えるかもって考えるとなぜあんなにわくわくするんでしょうね。
表紙もそうなんですが、帯やポップをよく観察するのが楽しいです。書店員はやったことがないですが、あんな感じでポップをつくる仕事は楽しそうだなと思います。本屋さんによっては書店員さん自らポップ描かれているところもあるみたいですね。読んでその感想を伝えつつ、ネタバラしはしない程度に人々のこころに訴えかけるようなフレーズ。ポップって本当に奥が深いというか、高度な技術を要する代物だと思います。

今日はこないだの休日出勤の振り替えでお休みなのでまたお気に入りの大型書店にきています。いつもは文芸とかデザイン・コンピュータとか児童書とかそういうエリアに入り浸るのですが、今日はいつもいかないエリアにも足を運んでみました。そんな中で出会ったのがこの本。

言葉に出すことができればもっと人生は豊になる。
本をたくさん読む人が言葉を豊かに扱えるかと言えばそうとも言えない。
日本語のきれいな部分をもう一度振り返り、より表現を上げる手伝いをしてくれる本。
辞典なのでそこには単語が羅列してあるよくある感じではあるのですが、気持ちを表す言葉に特化しているというのがいいなぁと思って手に取り、お、この本好きだなと思えたので購入してきました。本って「この本好きだな」っていう勘大事です。どれだけ名著と謳われていようが、手に取ったときに「いいな」と思えなかったらそれは自分向きじゃない。もしくは、今読むときではない。この勘ってのはどういう原理ではたらくのか解明できないだろうけれど、すんごく正確だと信じています。

さて、積読をまた増やして幸せになったところで、カフェでも行って今読んでる本の続きを読もうかな。
なんてことない一日がたのしい。いい休日だ。

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