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偏食の 子どもに合わせた 食作り 母のご飯に ルーツを見る朝
実家で迎える元旦の朝。
長男の前にピザトースト。次男と三男に作られたわかめおにぎりとフライドポテト。ニッコニコの長男。おばあちゃんのご飯って美味しいんだよな〜とたまに思い出したように言ってた長男は、久しぶりに食べるおばあちゃんピザトーストが嬉しい様子。次男がフライドポテトおかわりしてる。三男はあとで食べたい。いいよ。待ってるよ。
その笑顔を見るのが嬉しい。よかったねぇとニコニコと眺める。
そして、私の前にどうぞと来たのが。お雑煮! 亡き祖母のレシピのお雑煮!!! 里芋の煮っ転がしに丸餅をとろっと乗せてカツオ節をたっぷりかけた、子どもの頃から好きなおばあちゃんのお雑煮!!
うわぁ! 懐かしい、嬉しい、ありがとう。いただきます!!!
そうだった。母のご飯ってこうなんだよね。その人が好むものを好む味で作ってくれるの。私は母ほどに食事作りにこまめではないのだけれど、3人の子ども一人一人に別メニュー(凝ってはいないよ)を用意するの苦にならないのは、私もそうやって用意してもらってきたからだなってルーツを再確認。
こんな小料理屋が近くにあったらお金が続く限り通うのにって言いながら食べる。母は近所の人にも同じようなことを言われるらしい。わかる。お裾分けしては好評だったらまたお裾分けするうちに楽しみにされてるんだよねきっと。
心が温かくなって、ますます美味しい。