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「自立=人に依存しないこと」ではない!
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
『自分に嫌われない生き方(谷口たかひさ)』を読んで、最も印象に残ったことです。
私自身、「自立」とは、読んで字の如く「自分の力で立つこと」と思っていました。自分の力で立ち、他の人からの支えがなくたってやっていけることだと…。でも、この本では、全く逆のことが書かれていました。
「自立=頼れる存在を複数もつこと」
「『助けて』の一言が言えること」
「余裕が0になる前に頼ること」
本当にその通りだなぁと思います。
他の人からの支えをもらわず、孤立し、助けてが言えないまま潰れていく…。その人としては、「周りに迷惑をかけたくない…。自分でやり抜くんだ…。」と思ったのかもしれないけれども…。そういう状況になる方が、逆に本人も、そして周りも辛い状況になる…。
それよりも、周りの支えをもらいながら、自分にとっても、周りにとってもよい環境を作って自分の役割に責任をもつこと、自分が輝ける場を作ってこそ「自立」なんだなぁ…と感じました。
2024年の自分…
2024年の仕事を振り返ってみると、自分だけで勝手にいろいろなものを背負いすぎたな…と思います。大変な学年を担当。そして、一緒に組むのは学級経営に苦しむ若手。
「あぁ、これは自分がやるしかないんだな…。一緒に組む先生の負担は極力減らして、とにかく自分のことに集中してもらおう。」
そんな想いで全てを背負いました。その結果、どうなったか…。余裕がなくなる自分。自分の抱えている仕事が飽和状態になり、いろんなことが後手後手に…。若手を支えるつもりが、自分自身に余裕がなくて、ゆっくり話を聴いてあげることもできず…。そして、逆に若手に変な気を遣わせて負担をかけてしまう始末。そんな前半戦でした。
しかし、後半戦では、いろんな人に甘えることにしました。
〇同じブロックの先生に相談する。
〇担任外の経験豊かな先生に相談する。
〇特別支援に詳しい先生に相談する。
〇noteで正直な想いを聴いてもらう。アドバイスをもらう。
〇noteでいろんな人とつながる。
〇家族と楽しいことをする。
〇友達と思いきり趣味を楽しむ。
〇新しい世界の人と会って話す。
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そんなふうに依存先を増やすこと、頼れる存在を複数もつことで気持ちが楽になって、自分の仕事の歯車がかみ合い始めたなと思っています。
自分一人で抱えずに、周りに頼ること!
そうすることで、自分の仕事の効率も、質も上がる!今年は、意識して周りに頼るようにしようと思います。