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「あなたたちは、努力が足りない!」

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

娘が宿泊学習から帰ってきました。いろいろと様子を聞くと、基本的には楽しかった思い出がでてきたのですが、一方で悲しかった話も…。

「あなたたちは、努力が足りない!」

宿泊施設を出る際の退館式で、教頭先生から言われた一言だそうです。
「それは厳しい一言だね。そう言われる心当たりあるの?」
「んー。確かに『先生、次何やるの?』って先生を頼ったり、係の人が頑張ってやろうとしているのに協力しようとしないでおしゃべりしたり…とかはあったけど。でも、そんなにはっきり言われたら傷つくよね。」

聞いた感じだと、教頭先生の話した内容はごもっとも。これからの成長のために言わざるを得なかったんだろう…というのが伝わってきました。

宿泊学習本番をどういう場にするのか?

これは、それぞれ判断が分かれるところだと思うのですが、大きく分けると2つに分かれると思います。

①積み重ねてきたものを成功させて、自信を付けさせる場
集大成としての位置づけで、最後に成功させることで、自分たちの成長に気付き、自信を得て、今後の生活や行事へのモチベーションを上げていく。

②子どもたちにやらせてみて、課題を明確にする場
子どもたちに預けて、失敗も成功も経験させることで、課題を明確にする。そして、今後の生活や行事で改善し、集大成は学年末にもってくる。

私は、①積み重ねてきたものを成功させて、自信をつけさせる派!

子どもたちにとっては、行事は年に1回の貴重なもの。なおさら、宿泊学習となれば、一生に一度の楽しみな行事。だからこそ、準備だって一生懸命になるんです。一生懸命に準備したものが報われずに、本番が終わった後に課題が…となっても、課題を乗り越えるためのモチベーションは残っていないですよね。そう考えれば、やはり本番を、一旦の集大成と捉えて、成功体験と楽しい思い出を残してあげたほうが、子どもたちのモチベーションが今後の繋がっていくように思います。

本番で自信を付けさせるため、次へのステップにするためには、準備が勝負!

本番で成功させますが、そのために先生が全てをお膳立てすることはありません。そこは徹底的に準備と練習をして、自分たちだけで乗り越えるための力を付けていきます。そうして、自分たちで成功させるからこそ、本当の自信になり、次に繋がっていくと信じています。

娘たちの学年は、なんとなくこの準備が足りなかったんだろうな…。だからこそ、教頭先生は言わざるを得なかった…。本当は、ここで褒めたかったのに…。

実際は、見てないし、先生方の話も聞いてないからわからないんですけどね。

皆さんは、本番をどういう場にしますか?


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