家族の共通言語をもつ幸せ
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
「ぱんぱんちーやーやってるよ!」
「ぱんぱんちーやー」ってなんだかわかりますか?うちの家族に言えば、全員が一瞬で伝わります。「ぱんぱんちーやー」は、アンパンマンのこと。上の娘が、1・2才の頃になぜかアンパンマンのことを「ぱんぱんちーやー」と呼んで以来、いまだにアンパンマンのことを「ぱんぱんちーやー」と呼んでいます。上の娘ももう10才なんですけどね。
「せーの、きれいになったよー」
映画『ラプンツェル』で、ラプンツェルの塔に当時母親だと信じていた魔女が帰ってきた時、「ラプンツェール、髪の毛おろーしてー」と歌いながら呼びかける場面がありましたよね。風呂上がりに母親に体を拭きに来てもらう時に歌いながら「きれーになったよー」と呼びます。
他の人には、こんなことを言っても伝わらないし、ちょっと恥ずかしいですよね。でも、家族には伝わる。そんな共通言語があるって、なんだか幸せだな~と感じます。思い出もそうですよね。毎日一緒にいて、いろんな思い出を共有して、自分たちの家族が笑顔になれる共通のものがあるって素敵なことだなと思います。
学級でも、1年間(2年間)一緒に生活してきたからこそ共有できる共通言語や思い出があるって素敵ですよね!
学年末まで残り30日程度となりました。ここまで一緒に築き上げてきた共通言語や認識、思い出があるはず。それはとっても大切なもの。それを振り返りながら温かい気持ちでクラスを締めくくっていきたいですね。