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「そんなことしてると、怒られるよ!」

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

最近、何度かこんな場面に出会いました。

外出中、お母さんが子どもを大声で叱っています。
「そんなことしてると、周りの人に怒られるよ!」
うわぁ、怖い…。でも、なんか引っかかるなぁ…。でもよくわからずがその場をあとにしました。

学校で、新卒の先生が注意しています。
「そんなところで走って遊んでいると、◯◯先生に怒られるよ!」
ん?またなんか引っかかるなぁ…。

引っかかる原因は、「なぜいけないのか」と「責任の所在」!

①なぜいけないのか?
周りの誰か、先生に怒られるから、怒られないようにしてはいけないわけではないですよね。それをしてしまうと、周りの迷惑や自分のためにならないからしてはいけない。そこを理解させないと、自分で判断できる人に成長することはできないですよね。

②責任の所在は?
注意した言葉の責任の所在は、注意した本人ではなく、周りの大人?先生?ここは、注意した本人が、自分の責任でこれは悪いことだと言い切らないと子どもにその本気さが伝わらないですよね。

たまに保護者の方から「うちの子ども、家でこんなことしているんです!先生から厳しく言ってやってください!」と頼まれることも…。

本当に子どもに変わってほしいなら、「なぜいけないのか」を、「自分の責任」で、きちんと伝えることが大事だなぁと思うのですが…。皆さんはいかがでしょうか?




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