【視点】口コミの弊害と賜物
医療系のお仕事に就き5年目を迎えた。
当初は、全くの素人。何の知識もない私は、既存スタッフに1から教えを受け、それなりに成長し、そこを評価されてきた。
それと並行し、5年間口コミというものに晒され続けている。
今まで『あっ!これ私の事だ』という個人的なコメントに出会ったことはないが、クリニック全体への評価として★1つを、幾度か食らってきた。
対応が悪い
待ち時間が長い
配慮が足りない
挨拶がない
高圧的
こういった内容が主なものだ。
これだけ見ると、『なんて酷いクリニックだ!』と言葉の破壊力を再度痛感する。
今の時代、食事をするにも買い物をするにもまずレビューを見てから・・・という方は、多いと思う。
現に私もそうだ。良さそうなことが書いてあれば行ってみよう🎵買ってみよう🎵の欲が上がる。
逆にいまひとつのコメントが書いてあれば、敢えてチャレンジすることはない。。
いつの頃からか、赤の他人である個人の感想が相当な威力を持つ世の中となっている。
★1つを食らうたび、スタッフ間で話し合いが行なわれてきた。
見直す点、反省点…として、初心に帰り、心改めることを誓い合う。
しかし、食らってばかりでは身が持たない。
理不尽なコメントに心を揺さぶられては仕事に集中できない。
医療業界もサービスやおもてなしが必要なのか??と別の問いが浮上してしまう。
そこで…5年目の私が思うことは
口コミ=弊害
ではなく
口コミ=賜物
といった捉え方もできるのでは…に行き着いた。
正直、当事者の方の気晴らしでしかないコメントも散見される。
それを読んで共感される方がもしいるのであれば、同族が一掃されるではないか!!!
ある意味、マッチングとして機能しているとも言えるではないか!!!
と考えるようになった。
結局できることは、
頭を下げ続けることではなく、
少しでも相手に伝わるアナウンスとは???を考え続け、実行あるのみだと思う。
卵が先か鶏が先か・・・のようではあるが、後手後手ではなく先手を打ってるのは自分だという意識を持ち仕事に取り組むことで、モチベーションにも繋がるように思う。
さぁ。1ヶ月かけて準備してきたクリニックが来週月曜日に開院する。
スタッフ一丸となり万全を期して進めてきたことが、皆様にどのように映るのか???
未知数過ぎてもはやワクワクでしかない☆彡
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