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【トモ100:三人目】友だちと呼ぶにはまだ早い。
友だちの線引きって微分積分よりムズかしいのかも
ごきげんよう、とんちゃまです
テネシー2年目駐在妻でございます
シリーズ三人目はBumble BFFで出会ったケイちゃん(仮名)。20代の白人系アメリカ人です。(だいたい20代、だいたい白人)
初めましての方にシリーズの プロローグ と 一人目(第一話)の記事そっと貼っておきますね↓↓↓読まれている前提でのお話になりますのでご容赦を。
彼女との出会いはハロウィンに若者が色めきだつ10月下旬(在米10ヶ月目)。アプリにもだいぶこなれてきたころ。しかしそれまでの遊びの経験はレイアちゃん(第一話 参照) のみと寂しい戦績。プロフィールに「カウンセラーやってます。 人生相談は承ってません。スペイン語習得中です」とあり、いい人感が写真や文章から漂い思わず右スワイプ。望み薄でしたがマッチし、連絡をくれました。
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英語がわからなかったら全然いつでも聞いてね!と。お優しい……前前前世はマザー・テレサかなにかですか。メッセージのやり取りを何回かするなかで共通項は見当たらなかったのですが、空気感が合うといいますか、この人に会えればいいなという思いが腹の中からふつふつと。
するとケイちゃんもコーヒーとかお茶どうかな?と自然な話の流れできいてくれて食い気味におっけいをしました。
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times(複数形)なんだ~と英語の勉強になる。この表現色んな人に使ってます。
遊ぶ場所はお互いの真ん中の都市にあるカフェに決定。今回はググって私が場所を選びました。一度も行ったことのない街だった為、少し不安で旦那に頼み込んで下見に。臆病者と罵って笑っていただいてもいいのですがこれが私なのです。対価はアイアンの9番で。お安いもんですありがとう。(そういえばまだ買ってない。)
当日、模範的な日本人としてやはり10分前に到着。Uberは配車のタイミングなどで時間ピッタリに着くことがなかなか難しい。カフェ外のベンチで待つ。少し肌寒いが天気が良い。数分遅れでケイちゃん到着。遅れるとわかってたさケイちゃん大丈夫だ。でも謝られることはない。
挨拶もそこそこにカフェに入りコーヒーとデザート注文。ブラウニーが甘い。砂糖比率でいったら落雁くらい甘くコーヒーが進む。テラス席で彼女のペルー旅行についての話に花が咲く。私もなぜテネシーにいるのか、毎日何をしてるのかなど一生懸命話す。今回は見栄を張らず自然体で話すことができた。
あれ?心地いい。話が弾む。爽やかな風がぽっかり空いた私の心に吹きこむ。レイアちゃんのときと違う。英語も出るし彼女の話も落ち着いて聴けている。100%理解できてはいないが、なんとなく心に染み込む。
1時間ほどカフェで過ごし、彼女の提案&運転で別の店に移動しショッピング。店出たとこで好青年から募金をお願いされる。私は英語のわからない外人の振り(振りってか本当だけど)。ケイちゃんどうするのかなと後学のため観察していたら「これ(ラミネートされたパンフレット)撮らせてもらってあとで内容みてもいい?色んなとこに募金してるんだけどひょっとしたらあなたの団体も入ってるかもしれない。」と華麗な回答、次回から真似したい。立ち回りが穏やか。これがカウンセラーなのか、彼女の魅力なのか。
帰宅後、心からの「楽しかったよありがとう」メール送信。こっちこそ楽しかったまた連絡するね!メールを受信して約6ヶ月。連絡はまだない。
現在彼女のBumbleアカウントは削除済み。携帯番号は知ってるのですが今更かもとこちらから連絡する勇気がでません。とても楽しいデートだったのですが、残念ながら友だち未満の関係で終わってしまいました。受け身ばかりだと幸せを逃しますね。