嵐山ゆりか

ライターをしながら小説を書いています。おいしいものを食べるのが大好きな食いしん坊。 Yahoo!ニュースエキスパート地域クリエイター(東京都新宿区)として取材記事を執筆中。 趣味:製菓、洋裁、着物、博物館・美術館めぐり。和文化好き。ジブリ作品を愛してます。

嵐山ゆりか

ライターをしながら小説を書いています。おいしいものを食べるのが大好きな食いしん坊。 Yahoo!ニュースエキスパート地域クリエイター(東京都新宿区)として取材記事を執筆中。 趣味:製菓、洋裁、着物、博物館・美術館めぐり。和文化好き。ジブリ作品を愛してます。

最近の記事

緒形拳さんの言葉と、 小池邦夫さんの言葉に触れる。 どうしてこんなに純粋で、熱があって、面白いのか。 心がぞくぞく震えます。 言葉は記号、と言われることもあるそうだけど、 それだけじゃないよなあー! 伝わってくる思い。 有り難いし、自分もそんな言葉をのこせる人になりたい。

    • note毎日投稿できなくても大丈夫

      note毎日投稿する! と決意したものの、連続投稿は1週間でストップした私。書けなくなるような個人的な事情が、あることはありましたが、毎日投稿できる人はどんな状況でも投稿されているのだもの。言い訳にはなりません。毎日発信できる人を、心から尊敬しています! でも、毎日投稿こそできなかったけれど、挑戦したことで発見はありました。 それは、「何かについて考えを深めるきっかけを毎日得ていた」ということ。 「毎日書いていたら、そのうち書くことなくなってしまうのでは?」と挑戦する前は

      • 江角悠子さんの「書くことから始まる仕事100選」を2度学ぶことで発見したこと

        2024年10月25日の今日、「京都くらしの編集室オンラインサロン」での勉強会に参加しました。 2024年10月のテーマは、「書くことから始まる仕事100選」です。 とても有益だと思いましたので、ご紹介させてください。必要な方に届きますように。 勉強会のテーマは、9月14日に東京・渋谷で開催された対面講座「自分らしい働き方がみつかる!ライター体験 1day レッスン」(Webライターなつみとさん主催のセミナーに江角悠子さんも登壇)で講義されたことと同じタイトル。 このセミナ

        • 絶品パフェを味わうような(SNSで)

          ここ最近、自分の「時間の使い方が人生の使い方」だと より強く意識するようになりました。 時間の有効活用については語る資格がないほど 今は、改善中なのですが。 (せめて来年の今頃は、今より成長できているといいな!) まず、今の自分にできることは何だろう?と考えると、 SNSをうっかり見てしまう時間が課題として挙げられます。 それに費やす時間が長くなりすぎると 自分の「すべきことの時間」がなくなってしまうことが恐ろしくなりました。 趣味と仕事を兼ねた楽しいSNSチェック・タイ

        • 緒形拳さんの言葉と、 小池邦夫さんの言葉に触れる。 どうしてこんなに純粋で、熱があって、面白いのか。 心がぞくぞく震えます。 言葉は記号、と言われることもあるそうだけど、 それだけじゃないよなあー! 伝わってくる思い。 有り難いし、自分もそんな言葉をのこせる人になりたい。

        • note毎日投稿できなくても大丈夫

        • 江角悠子さんの「書くことから始まる仕事100選」を2度学ぶことで発見したこと

        • 絶品パフェを味わうような(SNSで)

          もっと笑わせてあげたかった

          あなたがまだ小さかったとき、映画「ファインディング ニモ」を英語で、しかも字幕を隠して観てるって知ったときは驚いたよ。 「すごいなぁっ」て言ったら、エヘヘ、って笑ってくれて。 でも鼻にかけるとか、そんなんじゃなくて。 「ただ、楽しいことしてるだけなのに褒められちゃった」みたいな感じ。 かわいかった! あれから、私はいつも自分のことばかりで忙しくしてしまっていて、英語の勉強もできていなくて、結局まだ身についていないよ。 あなたは、何か国語もはなせるようになっていったのにね。

          もっと笑わせてあげたかった

          大人になってから学ぶ「三平方の定理」はおもしろかった!

          記事、公開されました。 【新宿区】数学の証明って美しい!おもしろい実験で思わず納得する不思議|東京理科大学「数学体験館」(嵐山ゆりか) - エキスパート - Yahoo!ニュース 中学生の時に、こんな素敵な証明方法を知っていたら、私はもっと数学の勉強が好きになれたかな? 歴史に「もし〇〇だったら」「もしあのとき、ああしていれば」という「たられば」はご法度ですが、思わずもしもを考えてしまったくらい、数学が楽しく感じました。 テキストも買ったので、録画を観ながら勉強します。

          大人になってから学ぶ「三平方の定理」はおもしろかった!

          猫を迎える準備①

          夫と結婚した時から「いつか猫と暮らしたいね」と言っていたら、ここにきて急に願いが叶うことになった。 言い始めてから15年は経っている。「口に出したら、(時間はかかっても)願いは叶う」を実証できたかな? ことの始まりは、先週末に保護猫の譲渡会へ行ったこと。思春期の息子がめずらしくやる気になったから、譲渡会というものの雰囲気をみてみようと、足を運んだ。 猫と暮らすことは、もう少し先の未来に叶えることだと思っていたので、譲渡会の夜にトライアルが決まったとき、正直、予想より早い展開

          猫を迎える準備①

          忘備録:子どもサービスデイ

          未就学児の娘がいる。その関係で、娘から毎日プリキュアについてレクチャーを受けている。 登場するキャラクターたちの可愛さを、毎日まいにち語り聞かせてくれる娘は、自分の感性が動いたものを言語化する才能があるなぁと思っている(親ばか)。 今月の連休中、半分は仕事をしていた私。 私が不在&執筆していた間、子どもを見てくれていた夫と子どもへの罪滅ぼしのため、娘が観たいと毎日せがんでいたプリキュアの映画を観に行ったのが先週のこと。 今週末は、映画の風景にも使われた横浜へ聖地巡礼のように

          忘備録:子どもサービスデイ

          噛み締めながら読んでいる本『三行で撃つ』

          昨年のことだったと思う。少しでも良い文章を書けるライターになりたくて、文章やライティングについて発信されている記事を貪るように読んでいた。 そのとき、ライターのさとゆみさんが紹介されていたのがきっかけで『三行で撃つ』という本を知った。 読みたい本が多すぎる私。 全部買いたいけれど、家計の都合でそういうわけにもいかないので、最近は図書館をよく利用している。 予約してようやく順番がまわってきたこの本は、読み始めたら、やっぱり買わないといけないと思った。 本の表紙をめくった最初

          噛み締めながら読んでいる本『三行で撃つ』

          なりたい職業になれるとしたら

          note毎日投稿挑戦3日目。 今日は、「京都くらしの編集室」noteチャレンジ9月のテーマを書きます。 「なりたい職業になれるとしたら?」 これは、何の制限もなく、ただ仕事にしてみたいことを想像して書いていい、という自由なお題。現実の自分でなれそうなものよりも、大きな発想できるのが嬉しい。 まず、自分のなりたかったものの棚卸しをしてみます。 獣医 西陣織の織子 声優 学芸員 動物園の飼育員 デザイナー(パタンナー) 会社員 整体師 着付け師 カメラマン

          なりたい職業になれるとしたら

          1か月毎日note投稿してみたら、違う世界が見えるかも

          1か月、note毎日投稿することに決めた。 昨日「京都くらしの編集室オンラインサロン」で、仲間と共にやると宣言したからには、やらねば! という気持ちでいっぱいだ。 でも、私自身は、コツコツ派だけど、気分で動きたいマイペースなタイプ。 今までSNSなどで毎日投稿などをしている人を見るたびに、ちゃんとできる人を「すごいなぁ」と尊敬すると同時に、「とても自分にはできそうにないや」と自分には無理なことだとあきらめていた。 だから、毎日投稿を本当にできるのか、自信はない。 でも、そ

          1か月毎日note投稿してみたら、違う世界が見えるかも

          書評『火の誓い』河井寬次郎

          2024年8月、「京都くらしの編集室オンラインサロン」の勉強会に参加しました。今回のテーマは「書評コラムを書いてみよう!」。 とても学びになった、と思うだけではもったいない。学んだことを自分の身につけるには、アウトプットあるのみです。 今回はタイトルの通り、下記の本について書いてみます。 河井寬次郎『火の誓い』講談社文芸文庫、1996年河井寬次郎は1890年(明治23年)島根県安来に生まれた陶芸家で、柳宗悦、濱田庄司らと共に民藝運動の活動をしていました。陶芸家としての作品だ

          書評『火の誓い』河井寬次郎

          「オンラインサロンと私」〜京都くらしの編集室noteチャレンジ8月

          私は、ライター・エッセイストの江角悠子さんが主催するオンラインサロン「京都くらしの編集室」に参加しています。このサロンで学び、癒され、そして書くための原動力をいただく一人として、今月でサロン開設3周年を迎える記念に「オンラインサロンと私」という題で一言、書かせていただきたいと思います。 オンラインサロンに入ったきっかけ もともとは、会社員として主に事務職に20年以上従事してきた私。色々あって自分の人生を見つめなおすことになり、本当にやってみたいことは「物語を書く」と再認識

          「オンラインサロンと私」〜京都くらしの編集室noteチャレンジ8月

          部屋を片付けよう

          私が参加している、書くことを楽しむためのオンラインサロン「京都くらしの編集室」で、毎月のテーマを決めてnoteを更新する取り組み「noteチャレンジ」が今月から始まりました。 7月のテーマは、「夏休みの思い出」「この夏にしたいこと」の二つ。 ちょうど、note「夏の連続投稿チャレンジ」にも同じテーマがあったので、今回は「この夏にしたいこと」について宣言したいと思います。 やりたいことは多々あれど、いつも中途半端になってしまうのが負い目だった私。そんなマイナス感情を払拭するた

          部屋を片付けよう

          「事故物件、浄化いたします。」第12話(最終話)

          ☆12☆  春になった。  裕司は、今日で退職する。みゆの進学先が妻の実家近くになったからだ。妻の実家は今の職場からは遠いため、夫婦で話し合いを重ねた結果、別居生活を終わりにして三人でもう一度一緒に暮らすためには、裕司が転職して妻の実家近くへ行くことが一番良いと判断したからだ。  ベルセレナマンションで勤務する最終日。この日は偶然、小沢家が退去する日でもあった。  引っ越し業者による荷物の運び出しが終わると、真理亜と百合亜が管理人室まで挨拶に来た。 「管理人さん、短い間で

          「事故物件、浄化いたします。」第12話(最終話)

          「事故物件、浄化いたします。」第11話

          ☆11☆ 「お姉ちゃん、お姉ちゃん」  黒いローブを着たままテーブルに伏せて寝ていた真理亜を、夏樹が揺さぶって起こしている。 「あ……夏樹?」 「こんなところで寝たら風邪ひくよ」 「うん、ありがとう。起きるね」  真理亜は右手を机に置いて、上体をはがすように起こした。左手は机の上にある水晶玉に乗せていたので、手首が少し痛い。 「今、お風呂から上がったの?」 「うん。じゃあ僕もう寝るから。おやすみ」 「おやすみなさい」  夏樹の頭にぽん、と右手を置いて真理亜は微笑んだ。  夏

          「事故物件、浄化いたします。」第11話