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キモチの本棚

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日常を包み隠さず純粋に。感じたことを書き続けています。
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#人生

忘れかけてた武勇伝はなぜ生まれたのか?

高校3年間、学年1位を取り続けた。 私が通っていた高校は中の中くらいの学力だったので、その後の人生に特に大きな影響は起こされていない。 高校の仲良し5人組で会うと「さすが学年1位」などと、未だに会話に出たりするくらいだ。 先日も5人で会った時に、久々にこの事実を思い出した。 自分が真面目と思われたくなくて当時から言われるのが少し嫌だったけど、これは人生で一時期的に巻き起こった武勇伝だと堂々としようと思う。 今後頭の良さを讃えられることは、この時期以上にはないだろうか

29歳。カラッポ時間を作る大切さ。

頭をカラッポにする時間。 きっと誰にでも必要な大切な時間。 私はこのカラッポ時間を最近になって作るようになった。 もっと早く気がついていたら...! とも思いながら今も書いている。 なぜこの大切さに気がついたのか? 私なりのカラッポ時間の作り方とその後の変化を書いていきたい。 時間の儚さ大切さカラッポ時間の大切さに気がついたきっかけ。 以前の私は目の前のコトに精一杯。 とにかく心身共に頑張っていた気がする。 社会人7年目まで。 もちろんそれだけバイタリティに

29歳。真似できない最強の武器。

自然体。 誰もが努力でできるものではない。 意識した時点で何だか下心を感じてしまっていた。 例えば評価を上げるための行動。 もちろんその行動は正しいし、人のために、会社のためにつながる。 よくよく分かってる。 ただ、そんな行動で溢れる空間に片足を入れたとき、すごく違和感があった。 目の前の業務に夢中になり評価され続けた世界にいたから。ただそれだけ。 きっと順応するのに時間が必要だっただけだ。 行動で勝ち取りに行くことが私にはとても難しい。 そんな風に思って

28歳、仕事と恋愛 矛盾のおはなし。

「仕事も恋愛もどっちも手に入れることはできる!」 社会人1年目、会社の大先輩から言われたのをよく思い出します。 テレビ番組制作6年。 スカイツリーの1番高い場所にはカメラを持って登りました。 憧れていたあのテレビ局の廊下もたくさん歩きました。 憧れていたディレクターも経験できました。 これから先こんな濃すぎる6年はきっとありません。 忙しくても魅力的な仕事でした。 ただ私には「仕事も恋愛も手に入れる」ことは難しかったのです。 仕事もしたいし恋愛も充実させたい「矛盾」。

28歳。一瞬人になりました。

「今しか頑張れない。」 20代前半はそう言われてきた。 これは、体力的なはなし。 さぁ今は? 「今しかできない。」 20代後半の今はそう言われる。 これは、結婚や家族ができた想定のはなし。 この「今しか搾取」に私は惑わされる。 じゃあ「やりたいこと」を考えてみよう。 ・旅行 ・両親と過ごす ・大切な人と過ごす ・文章を書く ・家の掃除 なんてことない圧倒的平和主義。 では「今やってること」はどうだろう。 ・深夜まで仕事 ・新しい事業 ・少しイレギュラーな働き方

28歳。扱われ方の断捨離。

愛嬌。 これは何歳まで通用するのだろう。 私は、1人っ子で 可愛がられていたタイプだった。 仲が良い子はみんなしっかりしている。 世話を焼かれる側の人生だ。 そして、今。 会社には若手しかいない。 活躍している世代は2年目。 半年前、 私は今の会社に転職してきた。 若手ばかりだからこそ、 みんなを引っ張らなきゃとばかり思っていた。 しかし、今は想定とは真逆。 今までの人生通り引っ張られている。 あぁやっぱりな。と思う。 6つ年下の子に 「かわいい」なんて言われるこ

28歳。一点集中型。

一緒にいたい。 好き。 離れるとなんか不安。 離れると寂しい。 学生時代はここにひたむきになれた。 好きだから会う。 寂しいから会う。 電車で2時間の東京に通い続けたり、 テレビディレクターの彼を 朝4時までバーで待ちぼうけたり。 ...いや、この行動はおかしい。 でも、今より純粋で素直で 真っ直ぐに好きで熱狂していた。 あの時は、 悩みがないのが悩みだった。 今流行りの(もう古いか) 全集中ができていた。 仕事を始めると、仕事が中心の生活。 仕事の悩みが発生

28歳。5.6万1Kへの愛着。

社会人歴と比例するこの部屋との生活。 この部屋の良さに気がついたのは、 数ヶ月前。 それまでの7年間は仕事柄、 ほとんど帰宅せず 寝るだけの箱でしかなかった。 帰れないことが比較的無くなった今。 初めて家っていいなぁと感じる。 1人暮らしにはちょうどいい。 ベッド テレビ 洗濯機 全てがいい距離にある。 愛着。 この言葉が正しい。 そんな愛すべき部屋。 でも、私は この部屋が見合わない自分になりたい。 だから私は目標を掲げる。 低層階でいい。 風を感じる

28歳。自分の居場所を歓迎できてるか。

居場所の選択。 今は自由にできる。できすぎる。 1日の大半を過ごす職場も 責任を持った働き方は必要だが、 合わなければ転職をすることは容易。 休日も友達と過ごすのか、 恋人と過ごすのか1人で過ごすのか、 選択ができる。 なんて満たされていて 幸せなことなんだろうか。 でも、 この居場所が本当の自分が求める場所なのか いまだに不明確。 1つだけ私の居場所と言える場所。 実家と友達。 そこは揺るぎがない。 大学の頃が、 誰もが1番「楽しかった」と話す。 小さい頃大

28歳。無心になれるモノ。

ナポリタンが好きだ。 どんな作り方をしても確実に美味しい。 ふと作りたくなる。 料理という料理は多分苦手。 軽量カップや軽量スプーンなんて 持ったことがない。 幼い頃、よくおばぁちゃんが 目分量で作ってる姿を見てきた。 だからこそ、 測らなくても美味しくできると信じている。 ルールに縛られることなく作れるから 無心になれる。 話は戻るが、 ナポリタンこそ味も見た目も一定に作れる。 変わると言ったら胡椒の量で辛さくらい。 ケチャップの量は多め。 玉ねぎ多め。

28歳。小は大を兼ねていると思った話。

大は小を兼ねる。 大きいものであれば 小さいものの用途にもなること。 これを1日の人の気持ちに置き換える。 小さい出来事によって、 良い1日であったか、そうでなかったか 左右される。 そう感じたのは今日の電車の中。 今日は仕事を早く切り上げ、 社内の方と美味しいご飯を食べた。 ここまではとても幸せな1日。 既に終電も近い。 酔っている人も多い。 おそらくその女性も酔っていた。 立っていた女性は電車の揺れで、 スーツの男性へぶつかった。 すると、その男性は 女性

28歳。心との相談を。

母には「何でそんなになってしまったの?」 と私の考えすぎる性格に疑問を抱かれる。 きっとこの性格は治らない。 夢中になれることに対しては 昼夜関係なく没頭し続けられる。 そんなときは何でもできる気がする。 頑張れる時こそ親にも連絡は自分からしない。 熱狂し続けることが楽しい。 そんな時期ももちろんある。 しかし、 ある日プツンと何かが切れる時がある。 仕事をしていてもどこか上の空。 言葉では表現できない不安に駆られる。 他人からの些細な言葉が引っかかる。 全てに

28歳。一目置かれる人の特徴。

私が評価されたときっていつなんだろう。 と、考えるようになったのは「成果」「評価」を重んじる小さな組織にいるからだと思う。 誰かと比べられるのは誰でも嫌だろう。 私は何よりそれがストレスに感じてしまう。 ただ今の環境下では、 それを避けることは難しい。 評価されたと感じたこと。 パッと頭に浮かぶものが1つあった。 AD時代、寝ずに働き続けたとき。 いや、これは昭和すぎるし賢くない。 と、誰もが思うだろう。 しかし、これが私の中の常識だった。 つくづく新卒で入る会社

28歳。1人っ子あるある。

私は1人っ子だが、 将来自分の子どもは1人っ子にはしたくない。 決して1人っ子が嫌なわけではない。 幼い頃は、 大好きな家族を1人占めできた。 美味しいケーキもワンホールで食べていた。 何よりたくさんの愛情を注いでもらった。 母からは 「きょうだいほしい?」と何度も聞かれた。 大学生になってから 聞かれたときには驚いたが...。 私は即答で 「いらない!!」と 答えていたことを覚えている。 何でも一人占めできるという単純な理由から。 今社会人になってみると、 「