イタリア買い付け備忘録②
このページを訪れてくれてありがとう。
名古屋で大学生活を送る傍らヨーロッパで買い付けたヴィンテージ古着を国内で販売しているAmanoと申します。
今回は、二度目のイギリス買い付けと初のイタリア買い付けに関して、商品紹介を交えて綴っていきます。僕が経験したことや感じたことをできるだけダイレクトにお伝えしたいので少々言葉遣いが乱雑になるかも。悪しからず。
ナポリ二日目です。
1日目から引き続きナポリの街を散策します。
2ヶ月前のことを書いているので正直記憶があやふやです。
朝っぱらからおっさんにキスを迫られたことは鮮明に覚えています。
朝食。イタリアでも基本自炊。イタリアはイメージ通りチーズとワインが安くて美味い。
そこらへんにある普通のスーパーでも所狭しと並んだワインは一本200円〜
チーズも日本の価格の三分の一くらい。
チーズ。めちゃくちゃうまい。
1日一個モッツァレラチーズ食べてた。
お昼にポリビオの丘にいくことに。
ここで事件です。
ポリビオ行きのバスに乗車。
やけに混んでる。
僕が乗った瞬間、元々乗っていたおっさん達が一斉にこっちを見る。
奥は比較的に空いているのに入り口付近でぎゅーぎゅーに押してくる。
これ、まずいやつだ。
周りの音にも気を配ろうと着けていたAirPodsを外す。
サイドポケットの携帯と財布だけは守ろうと常に手を添えておっさんらに睨みを効かせる。
乗車して10分ほど。突然ひとりのおっさんが吊革を持っていた僕の腕に顔を押し付けてきた。汗まみれの。
びびる。
思わず声が出る。
顔のおっさんは「sorry」的なことを言っていた気がする。
ただ、彼の目は意思を持ってしっかりと僕の目を捉えていたことにめちゃくちゃ違和感を覚えた。
そうこうしているうちに、おっさんらはなんと一斉にポリビオの丘手前で下車。
なんやったんやあいつ。
ふー。と一息ついて一応貴重品を確認。
財布。OK
携帯。OK
AirPods。無い。
その瞬間、顔のおっさんの目つきを思い出した。
おそらく、わざと顔を押しつけて、ぼくが怯んだ隙に別の仲間が盗る。って手法だったんだと思います。視線誘導っていうのかな。
ナポリのスリはやはりプロでした。なんだかその手口の巧妙さ、クレイジーさに逆に尊敬の念を抱きます。
地元の交番に行き、経緯を話すと
「あー、またか笑」みないなリアクション。日本人はやはり狙われやすいそうです。
イタリアのバスは無賃乗車が日常化しているので、観光地行きのバスなどにはスリ集団が乗っている事が多いらしい。
これを読んでくれている皆さんは僕と同じ轍を踏まないようにお気をつけて。ナポリでは気をつけ過ぎくらいが丁度いいかもしれません。
ポリビオの丘からの景色。一応。笑
なんか今回のnote、登場人物全部おっさんだな。
それでは商品紹介と行きましょ〜
<Pullover selling shirt 80's made in Italy>
シルク製のプルオーバータイプのシャツ。
リブと裾が締まる70年代の服に多い、少し変わった形。個人的ドストライクです。
青地に涼しげなヨットのプリント、加えてシルクのサラサラとした肌触り。着るだけで体感温度が-3℃くらいになりそうな清涼感です。
あなた様の夏を彩る一着として、是非。
Thank you sold!
<Italian military cargo pants Deadstock>
イタリア陸軍で支給されていたカーゴパンツ。
素材にはコットンが採用された軽い着用感のカーゴパンツです。
ディティールといたしましては、カーゴポケットが付属しており、膝の部分には同素材の生地が2重に補強されたデザインのダブルニー仕様。
戦闘を想定して作られたミリタリーアイテムが機能性に優れていることは言うまでも無く、カーゴポケットにはフラップの内側にボタン留めとジップ付きのデザインですのでボタンを外すのが面倒な場合でも素早く開閉が行え、収納物の落下防止に役立つ便利な作りになっています。
裾にはドローコードがついておりますのでロールアップするも良し、絞って履くも良し、使い勝手の良い一本です。
9分丈程度の長さで、裾にはゴムが入っていますのでブーツ、スニーカー、サンダルなど合わせやすく、流石イタリアと言えるデザイン性の高さと、イタリア独特のデザインが強く表れているパンツです。
人気の高いイタリア陸軍の洗練されたシルエット、デザイン、希少性のどれをとっても申し分ないカーゴパンツです。
今日はこの辺で🎧
ciao👋