【連作短編ホラー】呪いの言葉がトリガー 第三章『産まなければ良かった』1
第三章あらすじ
ユキナは夫のマサヒコと五才の息子カイトと公営団地に住む主婦。ある日ユキナは熱を出したカイトを連れて病院に行き、診察を待つ間に公営団地に現れた不審者情報をラインで受け取る。さらに学生時代の友人サクラと偶然再会する。病院の帰りユキナは団地近くの橋の上で悪意の籠った何者かの視線を感じ取る。次の日、ユキナの元に不審な電話が掛かってくると同時にまた悪意の隠った視線が投げ掛けられる。その視線の元を探しているとユキナの部屋を団地の外から見ている不審な男を発見する。警察に通報