
【生産性向上】モチベーションに頼っていては習慣化できない
こんにちは、どうすれば自分の生産性があがるかを常に考えていたBosch(ボッシュ)です。
私は、東証プライム市場上場のIT企業を退職し、現在は再雇用で就業継続中の一般男性です。
この記事では、あなたが良い行動を習慣化できない理由とその対策について共有します。
習慣化できない理由

あなたはダイエット、英会話、ジム通い、禁煙などが長続きせずに、途中で挫折したことはないでしょうか。
数日間や数週間は続いても、それらを習慣にするまで続けられなかったのではないですか。
それは、あなたがモチベーションだけに頼って、それらの行動を継続しようとしたためです。
だから、途中で挫折したのです。
モチベーションは感情だからコントロールできない

自分のモチベーションのみを利用して、良い行動を習慣化しようとすると、その行動が習慣になるまで、ずっと高いモチベーションを維持する必要があります。
人は、習慣化したい行動が身に着くまでに、30日とか60日とか必要だと言われています。
つまり、モチベーションで行動を習慣化するためには、30日とか60日の間、高いモチベーションを維持する必要があるわけです。
モチベーションは感情です。
感情は人間が完全にコントロールすることはできません。
だれでもずっと楽しい感情や悲しい感情、怒りの感情をずっと維持することはできないでしょう。
それと同じようにモチベーションという感情も人間の意思でずっと高いレベルを維持することは難しいのです。
たとえば、ダイエットへのモチベーションが高い日は、適度な運動をし、低カロリー、低糖質な食事にするでしょう。
しかし、ダイエットへのモチベーションよりも、美味しいものをたくさん食べたいと思う日もあるでしょう。
多くの人はそういう気分の日に暴飲暴食をしたりします。
その結果、自分へ罪悪感を持ち、ダイエットの継続に自信を失ってしまい、その結果としてダイエットもに失敗してしまいます。
習慣化できるのは、低いモチベーションでもできること

つまり、行動を習慣にするためには、モチベーションが高い日でも低い日でも、変わらずに継続できることが大事です。
低いモチベーションでもできることであれば、毎日継続することができるのです。
毎日継続できることは、やがて習慣になっていきます。
習慣化できるのは、低いモチベーションでもできることなのです。
スモールステップの勧め

また、脳科学でも、人間は行動を大きく変えることには大きな抵抗があることが知られています。
だから、小さく変わるのであれば、脳の抵抗は小さくなり、継続しやすくなります。
そのため、まずは容易に行動を変えられる「小さな変更」を行い、「小さな変更」が習慣になることを目指します。
例えば、ダイエットであれば、「毎日10キロランニングする」は大きな変更で継続することに抵抗は大きいです。
しかし、「毎日駅の階段を利用する」といった「小さな変更」ものであれば、継続へのハードルはぐっと下がってきます。
この場合、「小さな変更」ですので、その成果はまだ小さなものであることは理解しておく必要があります。
こうして、「小さな変更」をステップアップしていくことで、大きな行動の変更を目指していきます。
今の習慣に新しい習慣を足していく

新しい習慣を身に付けるためには、今すでに行っている習慣を利用するのも有効です。
朝起きたら、歯を必ず磨くと思います。
その際に歯磨きしながら数回スクワットを実施するとか、習慣化した行動のついでに新しい行動を追加すると、新しい習慣は定着しやすいです。
トイレに入る際には必ず英会話の本を持ち込み、読んだり、発音練習する、などもいいかもしれません。
そして、その習慣が定着したら、さらに新しい習慣を追加する、または、定着した習慣を大きく進歩させる、とかをしていきます。
メリットを加える

行動の習慣化には、明確なメリットがあることが重要です。
その行動に明確なメリットがあれば、行動は自然と繰り返され、やがては習慣になっていきます。
メリットとは「ご褒美」です。
たとえば、その行動をすると、好きなものを食べていい、とか飲んでいいとか、適切な「ご褒美」を用意すれば、習慣化しやすいです。
ただし、この例の「ご褒美」はダイエットの習慣化には不向きなので、ダイエットには別の「ご褒美」が適切でしょう。
ゆるくて良しとする

習慣だからといって、一度も失敗を許さないというのでは、習慣化のハードルが高くなってしまいます。
たまには休んだり、失敗することを許すおおらかな気持ちが、行動の継続には必要です。
一度の失敗で新しい挑戦を止めてしまうことはありません。
習慣は「継続」することが一番重要なのです。
今日は休んでも、また、明日から継続すれば問題ないのです。
まとめ
モチベーションに頼った習慣化は難しいので、低いモチベーションでも継続できる「小さな変更」から習慣化させましょう。
そして、「小さな変更」をステップアップしていくことで、大きな行動の変更を目指していきます。
今行っている習慣に新しい習慣を追加したり、習慣を進歩させるという方法もあります。
習慣化のためには、メリットを明確にすることと、失敗を許すおおらかな気持ちが必要です。

やる気やモチベーションに頼った習慣化はなかなか継続できません。
しかし、ちょっとした工夫で簡単に習慣にできるかもしれませんよ。
この記事がタメになった、面白かったと思われる方は、ぜひ「スキ」を押していただくと嬉しいです。
以上、Bosch(ボッシュ)でした。