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『Joe Dart解体新書 』どこよりも詳しいJoe Dartまとめ(1)――なぜ彼はバークリー大学へ進学することをやめ、地元ミシガン大学を選んだのか?Vulfpeckトッププレイヤーの謎に迫る
KINZTOのDr.ファンクシッテルーだ。今回は「どこよりも詳しいVulfpeckまとめ」マガジンの、16回目の連載になる。では、講義をはじめよう。
(👆Vulfpeckの解説本をバンド公認、完全無料で出版しました)
今回は『Joe Dart解体新書 』として、Vulfpeck(ヴォルフペック)のベーシスト、Joe Dart(ジョー・ダート)についての情報を複数のインタビューなどからまとめて
「ヴードゥー」の音響とその先にあるもの
このところ改めて、録音エンジニアのラッセル・エレヴァードの名前が気になっている。ディアンジェロの復活作「ブラック・メサイア」はもちろんだが(すでに7年も前か)、近年の注目を集めているミュージシャンたち、例えばカマシ・ワシントン、ジョン・バティステ、トム・ミッシュ&ユセフ・デイズらの新作で、ミックスや録音を担当しているからだ。
なかでも個人的にハマったのがバッドバッドノットグッド(BBNG)の
小袋成彬 "Strides"
日本のシンガーソングライターによる、1年10ヶ月ぶり3作目。
Twitter で今作の感想を検索してみると、物の見事に賛否が真っ二つに割れている。なんなら自分の観測範囲では否の方が多いように見える。かなりの人が困惑している。無理もないと思う。と言うのも、今作は過去に出した2枚のフルレンスのどちらとも様相が大きく異なるからだ。
1作目 "分離派の夏" では小袋成彬自身の過去の経験をできる限り
演技、哄笑、絶望 ―Danny Elfman『Big Mess』を巡ってー
「何もかもジョークなんだよ…皆が大仰に崇め奉っているモノも、後生大事に戦い守っているものも…すべては桁外れにバカげたジョークさ」「だったらそいつを楽しみゃいいだろ?なのに…おめえはなぜ笑わないんだ?」
―『バットマン:キリングジョーク 完全版』より
この忌まわしい疫病の時代の暗黒面を、これ以上なく克明に描写した2020年代最初の名盤として記憶されるにふさわしい本作。黒という色がありとあらゆる色を
Daft Punkは何故解散しなければいけなかったのか〜ぼくなりの考察
Daft Punk 〜 トーマ・バンガルデルがいなかったら今の自分もいない。それくらい感謝しています。
ぼくはDaft Punkの熱心なファンではありませんでした。もちろん嫌いじゃありませんでしたが熱狂するほどはのめり込めなかった。
なぜならDaft Punkはオリジネイターというよりは元ネタからの引用がとても上手な「うまいことやる人達」という印象が強かったから。1stから2ndにかけてはああ
2010s 個人的ベストアルバム100 50-1
前回の記事、たくさんの方に読んで頂けているようで嬉しいです。
こうやって少し前の作品を聴き直していると、新たな発見や聴こえ方の変化が感じられてとても面白かったです。
ところで、前回の記事でも取り上げたSOPHIEが先日不慮の事故により亡くなってしまいました。
まさに最近良く聴いていたこともあって本当にショックでしたね。
彼女がポップシーンやカルチャー、LGBTQコミュニティーに対して与えた影響は