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「はくせんこう」が捨てられない

こんにちは。ぼーんぐんです。

お盆が過ぎて一週間が経ちますが、我が家には未だにお仏壇に飾っているお供え物があります。

それは「はくせんこう」。

みなさんは「はくせんこう」をご存じでしょうか。

昔から有る和菓子の落雁のことですが、正確には「落雁」と「はくせんこう」は製法が違うんだそうです。

「落雁」は蒸して乾燥させた米の粉を用い、これに水飴や砂糖を加えて練り型にはめた後、ホイロで乾燥させたもの。

一方「はくせんこう」は加熱していない米の粉を用いて作るんですね。

まあ、どちらも砂糖菓子です。

私が子供の頃は、中に餡子の入った「はくせんこう」が売られていてお盆が終わると喜んで食べていました。

さすがに今は食べることはありませんが、直ぐに捨ててしまうのももったいないからと暫くこうしてお供えしているのです。

「蓮の花姿」や「蕾」、「散った後の姿」を赤や緑、そして黄色とカラフルな色彩に着色されていて見た目はとても美味しそう。

一番大きな「蓮の花姿」をいつも兄弟で取り合っていました。

まあ、一口食べたら満足するんですけどね。

懐かしい夏の思い出です。

夏も暑さも峠を越えたのでしょうか。一雨ごとに秋の気配を感じます。そろそろ秋のガーデニングの準備でも始めることにします。

みなさんは「はくせんこう」をどのように処理されていますか。

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