「職業としての政治 」は思ったより難しい本でした
今日の日中は珍しく賑わいましたが、寒くなった夕方以降の来客はゼロ。どうしてだろう?と思って店の外に出てみると、冷たい雨が降っておりました。今もとても寒いです。
そして今日は「職業としての政治」を読みました。この本は古典的名著と呼ばれる本で、前々から読みたいと思っていた本でした。レビューを調べると「学生向けの講演なので読みやすい」と書いてあります。そしてなによりも本が薄い。これは1時間あれば読めるだろうと甘く見て、本を開きました。
もちろんその判断は大きく間違っていました。
名著と呼ばれるだけあって深くてパンチが効いた意見、ロジカルな分類、そして抽象的な記述。しかも事例はヨーロッパの政治から引用されています。どこをどう考えたら1時間で読めると勘違いしてしまったのか・・・
そういうこともあり、今回は通読を目的としました。1回の読書で全て理解しようとすると挫折することは目に見えています。政治について色々な知識がついてから再読したら、もう少し読めるかもしれません。
とはいえ、少しでも身になったことを皆さんに伝えたい。そこで、この一文だけを引用します。
この文章を読んだとき、店主は頭にガツンときました。国家と暴力が関連しているとは・・・。そんなこと考えたこと、ありましたか?マックス ヴェーバーがリアリスト(現実主義者)であることがうかがえます。
という訳で、「いつか再読する」という思いを胸にしまい、本は売ってしまいます。
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