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ahoku_botan_note
「メディアミックスの理想形」&「予測不能の栄養価」
朗報ッ!!
映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」が5月23日に公開されることが決まりました。
舞台はイタリア・ヴェネツィア。エピソードは記念すべきシリーズ第一作の「懺悔室」です。↓に入っているので、興味のある方はぜひ。
↓にも収録されています。荒木先生の短編集。「デッドマンズQ」がいつかドラマか映画になることを願っています。余談ですが、ずっと「デッドマンズ・キュー」と読んでいました。正しくは「デッドマンズ・クエスチョンズ」らしい。子どもの頃から数年前まで「カルロス・トシキ&オメガトライブ」を「オメガドライブ」と勘違いしていたのを思い出しました。
実写版の「岸辺露伴は動かない」は、エキセントリックな高橋一生さんと掴みどころがありそうでない飯豊まりえさんのコンビが肝です。小林靖子さんの脚本も秀逸。原作の不穏な雰囲気やいい意味での後味の悪さ、さらにキャラクターのクセの強さを損なうことなく意外な伏線を忍ばせ、あれとこれとを巧みに繋げ、ストーリーを予期せぬ方向へ膨らませていく。
ゆえに全巻読み込んでいて「次はこうなるんでしょ? ふふん」と油断しがちな私みたいなジョジョマニアでも「ええっ!」と仰け反ることが多いです。そして漫画をまた手に取ってしまう。メディアミックスの理想形といえるかもしれません。
「シン・ウルトラマン」「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」「帰ってきた あぶない刑事」と3年連続で5月に映画館で上映を楽しんでいます。どうやら今年も継続できそう。野球やプロレス、演劇もそうですが、映画にも家で見ると十分には味わえない何かが含まれていると感じます。大スクリーンなしでは栄養価の何パーセントかを拾い切れないというか。
「岸辺露伴は動かない」シリーズ、ずっと続いてほしい。5月23日を楽しみにしています。
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