「壊れたトロフィー」&「箱の中のケーキ」
トロフィー、また壊れちゃいました。
しかもリーグ戦が始まる前日の公開会見で。
決して褒められたことではないけど、悪い運を使い切ったという感じで前向きに捉えます。全選手が怪我なく完走できますように。
最初はSHO選手がアクシデント的にフロアへ落とし、次に石森選手が故意に叩き落としました。SHO選手、顔や態度には出さなかったけど内心焦ったのでは?
このシーンに、なぜか私は石森選手の優しさを見ました。理由は雀鬼・桜井章一さんの本で読んだ、あるエピソードです。
ホールケーキを買ってきた「牌の音」の道場生。しかし表情が冴えない。桜井さんは「落としたな」と気づいたそうです。そしてあたかも手が滑ったように、自分も箱を床へ落としてしまう。
もちろんケーキは無残な姿。他のメンバーが「会長なにやってるんですか」と呆れるなか、桜井さんは「ごめんごめん」と頭を掻く。一方、買ってきた本人は人知れずホッとしていた。。。
概ねこんな感じ。とても印象に残っています。
さて石森選手。
私の考え過ぎである可能性が高いのは承知しています。でももしかしたら彼は王者として「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」に臨むSHO選手がいきなり各方面から叩かれないように、あえて自分もトロフィーを落として同罪の身になったのでは?
ちなみに家にある桜井さんの著書をチェックしたのですが、↑の話は見つけられず。あれ、おかしいなあと何度もページを捲っていたら、いつしか夢中になってしまいました。大掃除の途中で懐かしい本や雑誌に出会い、時間を忘れて読み耽るように。
オススメは↓。「常識よりも感性を信じる」「気づくように努める」ことを推奨する一冊です。
石森選手&SHO選手、どちらも応援しています。ただ全出場レスラーが獲得を目指すトロフィーの扱いは、くれぐれも慎重に。