いま欲しいのは「盗賊の極意」
10月28日~1月9日ですって。
グッズで「クロロの”盗賊の極意”(スキルハンター)風ブックカバー(栞つき)」を出してくれると嬉しいです。「マルチケース」を販売してくれるみたいなのでぜひ一緒に。
ところで、他人の能力を己のものにする「スキルハンター」っていかにもクリエイターなアイデアだと思いませんか? もちろんパクるのはダメだしクロロみたいに奪い取りもしません。でも他者から聞いたこと、あるいは目にした何かを取り込み、自家薬籠中の物にして創作の材へ変換するプロセスは身に覚えがあるのです。
よく芸事の世界で「技は教わるものじゃない。見て盗むんだ」といいますよね。あれに近いニュアンスでしょうか。
さて冨樫さんの話。
最初に触れた作品は「てんで性悪キューピッド」です。当時の私にはよくわかりませんでした。
「幽☆遊☆白書」は第1話をジャンプで読んでいます。当初はラブコメっぽい雰囲気でした。受験勉強が終わり、久し振りに目にしたらバトル漫画になっていて驚きました。
やはり世間では「暗黒武術会編」が人気なのでしょうか? 私は「魔界の扉」編に惹かれました。仙水忍の「俺は、花も木も虫も動物も好きなんだよ。嫌いなのは人間だけだ」みたいなセリフに魂を撃ち抜かれたのを覚えています。思春期の頃はいろいろありますからね。。。
「レベルE」はコミックスを大人買いしました。消化しきれていません。毒が強いなあと。
そして「HUNTER×HUNTER」。とにかく「クロロ vs ヒソカ」が描かれた34巻が大好きです。互いの能力をフルに活かした頭脳戦にして、常識の壁をぶち壊す制御不能の肉弾戦。
難解ゆえに繰り返し熟読し、結果的にその都度脳内のサビを落とし、創作のアイデアを閃くことに成功しています。これもある意味で「盗賊の極意」の発動かもしれません。
またあの感覚が欲しくなってきました。冨樫展、行ってみようかな?