○○○は「粘り強さ」「ブリコラージュ」「成功体験」の素
「初期は弱くても最強戦士に成長」といえば、やはり「ドラゴンクエスト5」のスライムでしょう。
↑にも書かれていますが、レベル99になると「しゃくねつほのお」を覚え、かなり重宝しました。
他のハードのことはわかりませんが、スーパーファミコン版だと、仲間にしたモンスターを一度の戦闘でレベルアップさせられる裏技があります。やり方は忘れましたが飽きもせずに何度も繰り返し、レベル99まで上げたときの達成感は何となく覚えています。
スーパーファミコン版の「ファイナルファンタジー5」でも、似たようなことをしました。「レベル5デス」か「きんのはり」で瞬殺でき、アビリティポイントを大量にくれる「せきぞう」というモンスターに遭遇するダンジョンがあったのです。
何時間も同じ敵を相手に機械的な戦闘を続け、多くのジョブをマスターしました。
よく本を読む行為は、読解力だけではなく根気や粘り強さを育むといわれます。私の場合はRPGで培った印象も強いです。
あとはコーエーの「三國志」や「信長の野望」といった歴史シミュレーションゲーム。「三國志Ⅲ」を呂布でクリアしたことがありますが、本当に大変でした。配下に文官がほとんどいないから内政が捗らず、領土を豊かにできない。イコール収入が増えず、兵士を雇えない。君主の魅力が低いため、人材を集めるのも難儀でした。
戦闘も苦しかったです。総大将が率先して一騎打ちを挑むという、あり得ない作戦が主体。そうでもしないと勝てないのだから仕方ない。
おかげで耐え忍ぶ精神力と「あるものでどうにかする」ブリコラージュ的主体性を鍛えられた気がします。
好きだから耐えられた。耐えた先に喜びが待っていることを体験できた。ゆえに次も頑張れる。この蓄積が大事なのかもしれません。
久し振りにゲームをやりたい気分です。
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