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「どうしても結果を知る前に」の一戦
↑は新日本プロレス・高橋ヒロム選手のYou Tubeチャンネルです。
「料理の超人」堪能させていただきました。
元ネタの「料理の鉄人」にハマった世代です。「私の記憶が確かならば~」という鹿賀丈史さんのセリフもツボでした。
毎週どちらが勝つかなと楽しみにしていました。いつだったか、新聞のTV欄に「道場、敗れる」と書かれていてガッカリしたことが忘れられません。
あの頃はネタバレの概念がなかったのでしょうか?
プロレス中継でも近いことがありました。リーグ戦の決勝が放送される回に「ライガー撃沈!」みたいな。
私の住む地域では、テレビ朝日の「ワールドプロレスリング」は土曜、日本テレビの「全日本プロレス中継」は日曜のオンエアでした。どちらも生放送ではなかったです。
一方当時の「週刊プロレス」は(私の記憶が確かならば)木曜発売。ゆえに「週プロ」を読むと、TVを見る前に勝敗がわかってしまうことが少なくなかった。ネタバレとはまた違うけど悩ましかったです。
一度どうしても結果を知らずに試合を見たくて、本屋の店頭に並んだ「週プロ」を頑なに視界へ入れなかったことがあります。91年9月、全日本プロレスで「三沢光晴&川田利明 vs ジャンボ鶴田&田上明」の世界タッグ選手権がおこなわれた時です。
三沢さんが肩を負傷し、まともに闘えない状態。それでもテーピングを破り捨て、何かを割り切ったようにエルボーを打ち込んでいく。最後はフェースロックで、無敵の強さを誇っていた鶴田さんからギブアップ勝ち。
あんなに「俺も頑張ろう!」と感動したのは人生初かもしれません。結末を知っていても熱くなるけど、やっぱり知らないに越したことはないですね。
もし「内藤哲也 vs 高橋ヒロム」の一戦がリング上でも実現するなら、その時は会場の客席から見届けたいです。
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