【広報日記】 仕事と子育ての狭間、「ひとりの時間」に救われている話。
「ひとり時間がいい人生をつくる」
先日本屋の雑誌コーナーをふらふらと歩いていたら目に飛び込んできた、月刊PHPの表紙のことば。普段積極的に立ち寄らないコーナーだけに、なんだか忘れられず。わたしの心に刺さる。
「ひとりの時間がいい人生をつくる」
あ〜そうだそうだ、とても共感します。
ひとり時間の大切さを改めて考えてみた。「ひとり」という時間がないと多分バランスが崩れていく。
それは夫婦になっても、子育てしていても、仕事していても。いつだって私はひとりを求める。
これからもずっーと。
◆人と関わり続けることへの疲れ。
互いに干渉しすぎない、心配しすぎない、
ひとりがあるからこそ、夫婦は愛し合っていける。
母として、子どもと離れる時間があるからこそ、
子どものあるがままに受け止められる。
社員として、仕事以外の何か別のことに気が向けられるからこそ、
仕事するときは集中して取り組める。力を発揮できる。
私がわたしでいることを裏で支えているのは、
間違いなく「ひとり」の時間なのだと、心から思う。
普段、人と関わることばかりが続くと心身ともに疲れる。
顔合わせる、挨拶する、会話する、話す、聞く。
すべてに疲れるときがある。
子どもとべったりだった毎日の時もそうだった。
夫婦だけで長く一緒にいたときもそうだった。
毎日仕事ばかりしていたときも、疲弊した。
だから“意識”して「ひとり」になることを選ぶ。
仕事と子育てのあいだに。
たとえ短くてもいいから。
◆忘れられる何かを求めている。
先日ある日のこと。ある勉強時間が終わって、
「さ、帰りましょう」となったとき、
あ! わたし忘れてた!
忘れることができたー!
と、すごく大きな喜びを感じた日のことを
わたしは忘れない。
ある日、気づいた。
わたし、いつも会社のこと、
社長のこと、広報のこと
明日の仕事のこと、
あの件どうなった・・・
常に頭の片隅ある。
無意識に置いてる。
気づかないうちに置いている。
忘れられない・・・。
裏を返せば、
それだけ仕事のことを思っている。
いつも仕事のことを考えている。
そうなんだけど。
でも、正直にいうとそれが
無意識に絶えず行われているから
脳が疲れる。
突然気づいたら爆発!ストレスMAX!
もう何もかも嫌だ〜!となってしまう前に
周りに当たってしまう前に
ちゃんと自分で気づいて対応する。
気づきって大事。
今、広報の仕事で走り続けている
だから、忘れられる「何か」を求めている。
仕事のことを、会社のことを
社長のことを忘れさせてくれる何かを。
わたしは今、それを求めている。
◆たった30分でもいい。今ここを意識する。
たとえ30分でもいい、ひとりになる時間を作る。そして仕事も子どものことも、今夜の夕飯のことも不安なことも、みんなみんな忘れる。
忘れられないなら、
とにかくいったん横に置く。
私の場合、大きなことをしなくても
些細やかなひとり時間を味わう。
●読書。
すぐできるひとり時間。
物語に(本の)世界に入り込むことで
それは良い気分転換になる。
出かけるときも、本は欠かせない。
鞄に必ず一冊は入っている。
スマホを見ない、本を読む。
そのほうがずっと心は落ち着くから。
●お風呂。
たっぷり湯を沸かして
お気に入りの精油を垂らして
好きな音楽流すのもいいね。
でも一番好きのは、ろうそくを灯して入ること。
最高!
●カフェ。
チョコレート屋さんに行くのが好き!
午前中、お店オープンと同時に行く。
静かでいい。集中できる。
みんな仕事している時間に
ひとり〜!という贅沢感を味わう。
スマホの電源もオフ。
食べものを味わう
その空間を味わう
店内のBGMに耳を傾ける
●お迎えまでの30分。
外出先からちょっと早く最寄駅まで戻れた日。
早くお迎え行こう!としないで、
ラッキー!ひとり時間をつくる。
本屋さんをうろうろする。
季節の便箋、はがき、ノートとか、
文房具を見るのも好き。
ちょっと長めのひとり時間なら・・・
●ひとりスーパー。
いつも家族で行くことが多いスーパーも
たまにはひとりでゆっくり見て店内を回るのも好き。
子どもいるとじっくり見れないコーナーも多い
たまにはゆっくりカレーのコーナーみたり、
中華の調味料とかみてみる。
あ!アイスコーナーも見るのを忘れずに。
新作のハーゲンダッツは買ってしまう。
●ベランダでぼーっとする。
夏、夕方16時以降にベランダに出る。
椅子に座って、ぼーっと空を眺める。
お風呂上がりだと、なお最高。
風を肌に感じる
夕日を眺める
流れる雲を眺める
何もしない
●手紙を書く
文通相手が2人いる。
家で書いたり、カフェで書いたり。
手紙っていいんです。
自分の思っていることを
思いの丈を漏れなく伝えられる。
相手のことを思って紡ぐことばって
やっぱり素敵だなと思うんです。
●日記を書く
ここには嘘を書かない。
自分に正直に。
嬉しかったこと、感じたこと
考えたこと、頭にふと浮かぶこと
嫌だなと思ったことも、なんか腹が立ったことも、
悲しかったことも、理解されなかったことも
誰にもわかってもらえないことも・・・
誰も見ないから・・・って
私が死んだ後、家族が開けて読むことになるのかな。あ〜燃やしてくれ〜!
●ひとり登山・ひとり海
時には自然を感じたくなる日っていうのが私にはある。
山がいい?海がいい?
それはその時の自分に質問して聞いてみる。
それは自分のために。
けれどもっと深いところでいうと
実はその選択は「会社のために」でもある。
元気なわたしになれば、
またパフォーマンスも上がる。
自然とやる気も出てくる。
どんな過ごし方でもいい。
大事なのは 「今、ここにいること」
ちゃんとその時間を味わうこと
ちゃんとそれを感じること
◆疲れた心を溶かす
できるだけ、スマホは触らない。
画面見ない。
どうしても調べなくてはいけないってこと以外は。
本当にひとりになるということは、
そういう情報や画面から見えてくる繋がりにも
いったん距離をおく。
これ、すごく大事だと
私は思うんです。
ひとり時間の大切さを改めて見つめ直しました。今日もありがとうございました!
今週も笑顔溢れる一週間でありますように😊