見出し画像

Led Zeppelin「Ⅳ」

この前の日曜日に、サカナクションの山口一郎さんがMCを務めている、NHK FMの番組「サカナクション・山口一郎 Night Fishing Radio」で、Led Zeppelin「Ⅳ」が特集されていました。


↓らじるらじるで明日(9/29)18:50まで聴けます。

私はツェッペリン大好きなのですが、最も有名なこのアルバム「Ⅳ」(その名の通り4枚目)よりも、「Presence」(7枚目)や「Houses of the Holy(聖なる館)」(5枚目)をよく好んで聴くのですが、改めて聴くと「Ⅳ」はカッコいいっす。

内容についてはアルバムを聴いていただくのが一番なのでSpotifyなどで是非。

個人的に山口一郎さんのコメントで「そうそう!その通り!」って思って嬉しくなったのが、

「今聴いてもめっちゃ変だもん。」(Black Dog聴いてる途中。7分くらいのところ。)

「ジョンボーナムのゴーストはソウルなんだよ。」(When the Leevee Breaks聴いてる途中。33分くらいのところ。)

というところ。

ツェッペリン変でカッコいいんだし(一郎さんもめっちゃカッコいいともコメントしてますよ。)、ドラムのジョンボーナムのドラムは古今東西のどのドラマーとも違う、爆発するような音がめっちゃ気持ちいいです。

初めて知ったのですが、アルバムは屋敷を借り切って録音したとのことで、When the Leevee Breaksなどは天井にマイクを吊るしてドラムを録音し、独特の効果を作り出したとのこと。

エフェクトでなんでもできちゃう時代にあって見逃されがちですが、このようなアナログな工夫ってのはデジタルで再現できるようで全然深みというか出来上がりの音に含まれる要素の複雑さが違うように思われます。空気やソウルを取り込むにはアナログが最適なような・・・ 

昔、エレクトロニカが流行り始めた時に、坂本龍一さんが「エレクトロニカは自由に音を使える故に、音を増やし過ぎて本当の良さを見失う。」的な事(全然正確でないです)を言ってたのを思い出しました。デジタルのように自由でない、制限があるアナログだからこその工夫とその結果生まれる名作といったところでしょうか。(坂本龍一さんはそれを心得た上でデジタルの名作を作り、その他のアーティストのデジタルでの名作も限りなくありますが。)

ちなみにこのアルバムの3曲目「The Battle of Evermore」を聴いてる途中で、山口一郎さんが「もうエレクトロニカだよね。」(13分ごろ)と、コメントしています。

余談ですが,昔、Stone Temple Pilotsやシェリルクロウも参加しているツェッペリンのトリビュート盤「ENCOMIUM」の実演ビデオ?でハードコアバンドのROLLINS BANDが演奏しているFour Sticks聴いて、キャッキャ言ってたのを思い出しました。(ほんと余談です・・・)

改めてですが初めての方も、数千回聴いた方もカッコよく聴けるLed Zeppelin「Ⅳ」をぜひ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!