#445 メンタルを鍛えるより失敗を受け入れる

澤円さんのVoicy澤円の深夜の福音ラジオ 【第591回】「土佐で高校生と語らってみたPart2。」を聴いたことのアウトプットをもうひとつ。
高校生の質問と澤さんの回答の2つ目です。

高校生:
メンタルを強くするにはどうしたらいいですか?
澤さん:
メンタルを強くするには。僕も聞きたい、それ。(一同、笑)
じゃあ、メンタルが強い状態ってどういうこと?
高校生:
・・・・・。
澤さん:
ってよくわからないでしょ?
っていうふうにすると、何を鍛えればいいかわからない。そもそも強い状態ってどうなのかって、あんまりよくわかんないじゃん?
じゃあ、この人メンタル強いなって思う人って、身の周りとか有名人とかでいる?
高校生:
友だちでいます。中学校のときの。
澤さん:
その人ってどんな特徴があった?
高校生:
能天気です。
澤さん:
それこそさっき言ってた失敗するってのをぜんぜん気にしない感じ?
高校生:
ぜんぜん気にしないです。
澤さん:
羨ましい?
高校生:
羨ましいです。
澤さん:
じゃあマネする。
あるいは、その人に「何考えているの?」って具体的に聞いてみる。
たぶんね、まったく自分が期待しているような言葉って返ってこないと思うんだけど。「え?別に普通にしてるだけ」とかたぶんそう言うと思うんだよね。
なので、「そういう別の生き物なんだ」って認識するのも大事。
プラス、メンタルが弱い自分は好きじゃない?
高校生:
好きじゃないです。
澤さん:
なんで好きじゃない?
高校生:
納得がいかないから。
澤さん:
なんか落ち込んでたりとか、がっかりしたりとかする自分に納得がいかない。じゃあそれも人を頼っちゃっていいじゃないかなと思うのね。
「私すごい落ち込んでるんだよね」っていうふうに言ったら、アドバイスしたり何なりするんじゃなくて、受け入れてくれるだけの人ってのを用意しておいて、「あー、大変だだったね」って言われたらなんとなく救われない?
高校生:
救われます。
澤さん:
「あーわかってくれたな」っていう友達を作っておけばいいかなと。
最初にね、契約しちゃった方がいい。落ち込んでるなこの人っていうふうに思ったときには、受け入れてあげるってのを先にやってあげて、その代わり次にその人が戻ったら、「私、次落ち込んだら、大変だったね、だけ言ってくれる?」って言ってお願いしとくの。っていうふうにやって頼るようにしてあげると、まず自分がやってあげるってことによって、その人を救ってあげたら絶対にやってくれるから。たぶん、そういう相手ってのを作るといいんじゃないかなと。
でね、メンタル鍛えるってね、すげー大変。これね、ナチュラルボーンデキる人とできない人っているみたい。
あと、HSPって聞いたことある?
高校生:
ないです。
澤さん:
神経過敏ってことなんだけど、ちょっとしたことですごい反応しちゃったりとか、落ち込んじゃったりとか、がっかりしたりとかってそういうタイプの人っているのね。僕も紛れもなくそうで、ちょっとしたことがすげー気になったりとか、さっきの話と同じで、失敗したことが、「そんなん失敗のうちに入んないじゃん」ってのもすごい気になったりするわけ。
それって自分はこれがきっとできるはずだと思っていた期待値にいかないとかって、すごい気になるのね。
そういうふうなものに反応しちゃう人ってのが世の中にはいて、自分はたまたまそうなんだってことを認識しておけばいいのね。私は、こうなんだ、こういうタイプなんだっていうと、これはひとつのキャラクターでしかないので、一回それは受け入れておく。

澤円の深夜の福音ラジオ 【第591回】
「土佐で高校生と語らってみたPart2。」

メンタル強くなりたい、というのは誰しも思うことでしょう。
強いに越したことはないと思います。
これも昨日の「失敗したくない」と同じく年齢関係なくありますね。
そして、鍛えれば強くなるというものでもないらしいです。
澤さんによると、解決策は「受け入れる」ということだそうです。
他人に受け入れてもらったり、自分で受け入れたり。
体が弱いと運動したり、筋トレしたりして強くするイメージなのに倣って、メンタルが弱ければ鍛えようとしてもなかなかできないと思います。
パワハラ上司の下で、耐えられれば自然とメンタルが鍛えられるかもしれませんが、いつか壊れてしまうこともあります。
無理にメンタルを鍛えようとせず、自分で受け入れる、受け入れてくれる人を作っておく方が、何かあったときに早く前に進めると思いました。


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