それ、勝手な決めつけかもよ? だれかの正解にしばられない「解釈」の練習
自分の中の
“思い込み”ってなんだ?
そんな疑問がフッと沸いた。
最近の私は
フッと自分の中から沸いてきたことを
無視しないことに決めている。
そうか、
きっと思い込んでいることも
あるんだろう?
では、自分を深堀しましょ。
ということで、
どんな思い込みがあるのかを知る為
まず、本を買うことにした。
最近の私のパターンは
インターネットで良さげな本を見繕い、
書店に行き、実際に中身をみて
興味を持ったら、購入という感じ。
しかし、この本は、
書店を梯子したが、
なかった。。。
私が読みたくて仕方がなかったのが、
この本です。
【それ、勝手な決めつけかもよ?
だれかの正解にしばられない「解釈」の練習】
著者:阿部広太郎
出版 ディスカヴァー・トゥエンティワン
■ 目次
「はじめに」という名の「招待状」
第1章 自分篇・自分の知らない自分と出会う
第2章 現在篇・今こそ積極的な受け身を
第3章 過去篇・「今思えば」は魔法の言葉
第4章 未来篇・解釈する先に人は進める
「おわりに」という名の「はじまり」
■ 過去の後悔も、未来の不安も、「自分の正解」に変えられる。
このフレーズ、
本の帯に書かれています。
読み終わった後、
この意味が、実感できます。
人は生きていく上で、
日々判断しています。
その判断が間違っていたか
正解だったかは、
その後に起こった事象で
各々判断していると思います。
その解釈の仕方次第で、
自分の中にモヤモヤが残ったり、
過去のことであっても、
この本を読んでみて、
改めて解釈を加えたら、
過去におきたことは変えられないけれど、
自分の中に残っている印象を
変えることが出来る。
印象を変えることで、
自分が生きやすくなるのであれば、
その方が良い。
解釈の仕方は
自分次第。
自分次第なんだけど、
そこに自分が持っている
「決めつけ」が顔をだしてくる
この「決めつけ」が厄介(笑)
であれば、
自分以外の人の解釈の仕方に
ヒントを貰い、
自分が生きやすい方向に
自分の解釈の仕方を練習してみよう!
そんな感じで読んでみても
非常に面白いです。
流石!コピーライター。
言葉が嫌味なく、身体に入ってきます。
(あっ、これも決めつけ、思い込みか(笑))
色々ご紹介したいけど、
やはり読んで欲しいので
「はじめに」という名の「招待状」に書かれていた
下記の言葉を紹介します。
「風の時代」を自由に飛ぼう。
しなやかにしたたかに生き抜くために。
■ 個人的感想 ― 思い込みに気付いたら、こっちのもん―
「思い込み」あるかも??
と思ったのは、
自分が転職エージェントだからです。
いつの間にか、
真っ白な状態で求職者を見ず、
自分の「思い込み」でみてやしないか?
経歴である程度
人を判断していないか?
ちょっとの接触で
人を判断していないか?
“人の振り見て我が振り直せ”
仕事でそんな事があり、
今一度、自分の状況を把握しようと思って
出会ったのが、この本でした。
思い込み = 勝手な決めつけ
勝手な決めつけであれば、
幾らでも変えられる。
解釈の仕方次第で、
幾らでも
自分の“これから”が拓けてくる。
そんな力を自分が持てるんだよ、
と教えてくれる本だと思います。
そしてそして、本当に読みやすい。
作者の阿部広太郎さんは
コピーライターさん。
私の心には
しっくりくる文章が多かったです。
そして、
阿部さんの元に集まった方々の
解釈の仕方も素敵でした。
自己啓発本を読んで、
自分を無理くり変えようとするよりも、
この本を読んで、
自分の解釈の仕方の練習をする方が
ストレスなく、自分と向き合える気がします。
ちょっと自分の考え方ってどうなの?
そんな疑問を持ってしまった方には
お勧めする本です。