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あとりえぽえとりあ
2019年6月28日 21:45
私は今、木で彫刻を創っています。 長さ約1メートル、直径約40センチくらいの丸太から、ある像を彫り出しているのです。年輪から推測すると50~60年くらいは生きてきたかもしれないケヤキです。堅く鑿を弾くこのケヤキと向き合いながら、私は「旅をする木」のお話を思い出しました。 アラスカに暮らし活動中、カムチャッカでクマに襲われて亡くなった星野道夫さんが、ご自身の本のなかで「旅をする木」について
2019年6月4日 14:53
聖地巡りじゃないけれど、憧れる人物に関わる場所、物には触れてみたくなるのは当然のこと。大好きなヘルマン・ヘッセの故郷カルプと、愛してやまない作品「ナルチスとゴルトムント(知と愛)」の舞台でもあり、また、ヘッセ自身も通った神学校、マウルブロン修道院(作中ではマリアブロン)へどうしても行きたい気持ち止みがたく、私は旅に出た。シュトゥットガルト中央駅から急行に乗りミュールアッカーという駅で降りる。マ