引きこもりというネコを脱ぎ捨てたら、いろいろと制御が効かなくなった件。⑳
ほぼ100% 鉄分でできています。②
茨城県にゆかりのある列車ということで。
往年のキハが鎮座しています。
外見の前照灯や連結器、当時の方向幕など、見応え十分なのですが・・・・・・。
車内は鉄分補給にはピッタリの楽園でした。
私はそれほどゲームには興味がなかったので一度しか運転しませんでしたが、一両まるまる「電車でGO!」で占有してあり、そのすべてが「無料」。
・・・いいのでしょうか?
入場料を払っているとはいえ、マニアであれば1日動きませんよ?
実際、先輩と同僚たちは20~30分動かなかったです。その中のひとり、Nさんの傍らにはスマホがあったので、「何で、置いてあるの?」と聞いてみると、「時刻表を使いたいから」と当時の新幹線のダイヤを表示させ、本気モードでクリアを目指していました。
その彼の横では、在来線の運転に苦労するYさんと先輩の姿が。
現役の運転士とはいえ、時刻表なしに知らない路線を定通するのは難しいのか、時間がどんどん削られ、集中力が失われていくのが分かりました。
その隣の車両では、お子様が楽しそうに電車の乗り物に乗っていて、車両の中でありながらゲームセンターでもある不思議空間を堪能したのでした。
他にもヘッドマークなどがところ狭しと展示されています。
さらりとヘッドマークが展示されているので、じっくりと見物されてはいかがでしょうか?
ただし、展示物はこれだけでは終わりません。
車両の外に資料館があり、そこはまさに圧巻でした。
現在ではお宝になっている、たくさんのサボや座席はもちろん、自分で動かせる方向幕や、切符、切手など数え上げるだけ無謀な数の展示品が置いてあります。そのすべてが茨城県に関係するようで、中には「これが?」というものもありましたが、滅多に観ることができないお宝なのは間違いないのでスルーしました。
そうして資料館で十分満足してしまった私でしたが、その少し先には改装中という札が残念でならない建物が・・・。
長編成も可能なレンタルレイアウト!
あぁ~ 素晴らしい光景!!
ゆったりと座れる座席がNゲージだけでも4つ。それ以外にも予備でいくつかの椅子があり、貸切可能であれば1日どころか、コテージに泊って走行させたいぐらい余裕があります。
撮影は、建物のガラス越しに撮ったので、おそらく外からの声は聞こえないはず・・・・・・。まさに理想的なレンタルレイアウトです。
レンタルレイアウトの特徴として、認知度が高い、利用しやすい場所は運転目当て以外の見学者がたくさん集まってしまいます。自分のコレクションを他の人に見せるのはキライではありませんが、時に「あの編成はオカシイ」とか「あの車両は違う」とかいう方がいます。
模型自体が実物の代わりなのに、なぜ否定するのか理解できません。ですが、けんか腰になりたくはないので、真鍮製のナローゲージを持っていくことを止めていた時期があります。そのとき、実際の編成どおりの旧客列車を走らせていても、内心では「一番スキなのは小さな貨車や機関車なんだ~!」と叫びたい気持ちでいっぱいでした。
なので、見物人からの喧噪はもちろん賞賛の声も聞こえない、貸切可能なレンタルレイアウトが大スキなんです。
修繕中なのか改良中なのか不明でしたが、ぜひ、再開してください。
そのときはトランクケース一杯にして車両を持ちこみますので、お待ちしてます!
つづく。