記事一覧
毎日放送(MBS、大阪市)元プロデューサー/ジャーナリスト 大牟田聡さんのレビュー
新聞記者だった父親の影響でジャーナリストとなった大牟田さん。
原爆や大災害の報道に長くかかわり、2014年にドキュメンタリー「映像’14 被爆を語るということ」で「坂田記念ジャーナリズム賞」を受賞されました。
【感想を送ってくださった方】
毎日放送(MBS、大阪市)元プロデューサー/ジャーナリスト 大牟田聡さん。
撮影しながら、映画を作りながら、作り手も成長していく作品。
この作品で重要なの
京都大学大学院人間環境学研究科 研究員 佐藤泰子先生のレビュー
【レビューを送って下さった方】佐藤泰子先生
佐藤先生は、髙木監督が現在所属している京都大学大学院の人間環境学研究科で研究員をされている。いつも監督がお世話になっている、素敵な先生。映画製作時より温かく見守って下さり、京都みなみ会館での上映・トークショーにもお越しくださった。佐藤先生、お忙しい中本当にありがとうございました。
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フリーライター 宮田彩未さんのレビュー
【レビューを送って下さった方】宮田彩未さん
宮田さんは、ご家庭に無料で頒布される刊行誌『リビング京都』で長年映画コラムを担当してこられました。また、「映画ファンのための感動サイト」でおなじみ「シネルフレ」(http://cineref.com/)にも記事を寄稿しておられます。今回、この映画をご覧になり、感想を寄せてくださいました。
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Web漫画家兼イラストレーター bethさんのレビュー
インスタグラムで日々の記録を漫画にされているbethさん(ID:3beth_gm)から映画「僕とオトウト」のレビューをいただきました!
bethさんは現在、3人のお子さんを育てられていて、家族5人それぞれの微笑ましい様子や面白エピソードなどを描かれています。長男のハルくんが自閉症を持っていることから、映画「僕とオトウト」に興味を持ってくださいました。
私、上映委員会の蓮本は以前からbethさん
トークショー最終日を振り返って(松尾)
こんにちは、LINDAです。お元気ですか?京都はまた観光客が増えて来て、河原町を闊歩するのも一苦労です。修論執筆の息抜きに、永観堂まで紅葉を観に行こうと密かに計画しています。
さて、トークショーが最終日を迎えてから、はや数日が経とうとしています。元町映画館での上映あたりから監督にも疲れが見えるようになっていましたが、それでも体調を崩すこともなく、連日舞台に立つことが出来ました。監督の不屈の精神、
ミニシアターに行ってみたら (蓮本美里)
映画「僕とオトウト」の配給・宣伝をしている上映委員会には、本当にいろいろな人が集まっています。それは例えば、「映画」というトピックひとつ取りあげてみてもそうです。
頻繁にミニシアターに映画を見に行く人、映画はよく見るけれどもミニシアターにはあまり行かない人、ミニシアターに縁もゆかりもなかった人。いろいろなスタンスの人がいます。今この記事を読んでくださっている、あなたはどうですか?
私はというと
文学紹介者 頭木弘樹さんのレビュー
【感想を送って下さった方】文学紹介者 頭木弘樹さん
『絶望名人カフカの人生論』や『絶望読書 ―苦悩の時期、私を救った本』など数々の本を著してこられた頭木さん。私自身、社会を意識し始めた学部時代には、「絶望」と思しきものにぶち当たり、頭木さんの本は何度も読み返しました。真正面から「絶望」と向き合い、それと付き合っていくための諸作法や心持を頭木さんから学んだように思います。そして私以外にも、学生から
大阪大学教授 村上靖彦先生のレビュー
【感想を送ってくださった方】大阪大学教授の村上靖彦先生
最初に見たときには、髙木さん一家の壮真さんに対する愛情を描いた映画だと感じた。
二回目に見てみるとちがった。『僕とオトウト』は壮真さんからの家族への愛情が描かれた映画だった。
冒頭のカットからすでに壮真さんは(車のなかにいて姿は見えないのだが)そのことを伝えていた。
このことに気づくために、髙木監督自身がiphoneのカメラという第3の
元町映画館での上映を終えて (LINDA)
こんにちは、LINDAです。この記事をお読みの方はすでに、ブルボンヌさんのレビューをお読みになられたでしょうか。
本当に素敵なレビューですので、皆様ぜひお読みください!
ブルボンヌさんのレビューはこちらから
さて、11/5は元町映画館での上映最終日でした。平日にも拘わらず、多くの方にお越しいただき、最後まで楽しい時間を皆さんと過ごすことが出来ました。お越しくださった皆様、本当にありがとうござ
妹との関係性を考える(蓮本美里)
最近は朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。元町映画館のある神戸・元町商店街では、ハロウィンが終わった途端にクリスマスソングが流れ始め、アーケードにはクリスマスのリースが飾られ始めました。ついこの間まで夏だったような気がしているのに、世間はもう、クリスマスや年末に向かっている…そんな季節の移り変わりの早さに全くついていけていない、映画「僕とオトウト」上映委員会の蓮
もっとみる女装パフォーマー/ライター ブルボンヌさんのレビュー
皆さん、ご無沙汰してしまい申し訳ありません。上映委員のLINDAです。京都の山々はだんだんと紅に染め上げられ、風も冷たく感じられるようになってきました。鴨川に手を浸してみたら、きーんと張り詰めた冷たさに背中のあたりがぞわっとしました。寒いもんなあと後ろを振り返ったら、私の食べかけのメロンパンを鳶が虎視眈々と狙っていました。どうやら武者震いだったようです。 ということで、皆さんの周りはいかがですか
もっとみる建築家 寳神尚史先生のレビュー
【感想を送ってくださった方】
日吉坂事務所の建築家である寳神尚史先生
私は建築設計という、空間を作る仕事を生業にしていますが、映画の中で見る空間はいつでも、設計業という職能を超えて、そこに登場する人々が織りなす様々な気持ちが折り重なった、特別な気配を帯びたものに見えています。
この映画の中にある、知的障害のある弟と、向き合う兄と両親が紡ぎ出す空間には「相手を分かろうとすることをいかに諦めないか
映画監督 今村彩子さんのレビュー
【感想を送って下さった方】今村彩子さん。映画監督。
実は今村さんは、上映委員会・副会長の荒木君が大好きな監督さんなのです。ですから今日は、荒木君の方から紹介してもらいましょう‼
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こんにちは、今週は元町に毎日通っているのですが、すっかり元町のことが大好きになった荒木です。さきほどLINDAさんも書いてくださったように、僕は今
一期一会のトークショー (荒木大輔)
こんにちは、LINDAです。急に冷え込んできましたね…
秋というよりは、秋冬という感じなのかな。そういえば、私の若い頃に高田みづえという歌の上手な歌手がいて、文字通り「秋冬」という歌をうたっていました。ほんとに大好きな歌で、秋になればいつもレコードが擦り切れるほど聴きました。 この「秋冬」の歌詞に、私の大好きな一節があります。
「季節の変わり目を あなたの心で知るなんて もう恋も もう恋も 終
油田優衣さんのお話をきっかけに (LINDA)
一昨日、京都みなみ会館でのトークショーが無事に終了いたしました! 全7日、連日素敵なゲストをお招きし、沢山のお客様と一緒に、自分の身の回りや自身を見つめ直す、大切な時間を過ごすことが出来ました。(しかも、トークショーが終わった後も、シアター外ではプチトークショーさながらの、熱い交流が連日行なわれていました! 遅くまで何も言わずに見守って下さったみなみ会館の皆様、本当にありがとうございました)
映画監督 宮本正樹さんからのレビュー
【感想を送って下さった方】宮本正樹さん
映画監督。『共に歩く』『第九条』『国民の選択』など数々の作品を手掛けてこられた。
私達は障碍者のことをどれだけ知っているのだろうか?
見た目、行動だけで判断しているのではないだろうか?
そして出来るなら関わりたくないと思っているのではないだろうか?
この映画には障碍者の「心」が描かれている。
何を考え、何を思っているのか。
そのことを知ることの