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自分の意見と違う想定外が起きるときにこそ、学び・気づきがあるものです。

トランプを支持するひとはボクの周りには、なぜか、いない。アメリカの友達、知り合いは皆、民主党支持。ま、皆が本音を言っているという前提だけど。。。

でも、結果は逆。

ボクは、日本人で、アメリカに住んでおらず、投票権もないけど、日本で伝え聞くアメリカの情報を鑑みると(当然、日本のマスコミが知り得る情報なんて非常に限定的だけど)、トランプさんには否定的に聞こえていた。

前回も、ヒラリー・クリントンさんが勝つと思っていたし、トランプさんなんてありえないと思っていたし、会社の仲間ともそう話していたし、今回こそは流石にハリスさんかなと思っていた。初の女性大統領、素敵じゃない!って。

でも違うのですね。


ここに、人生、マスコミ、情報、ひとという生き物、に対する気づきが多いのだ。勉強になる。

1.ひとの発する言葉は常にその人の心の真実とは限らない

2.カメラ・マイクを向けられた瞬間に飾る自分になる。世間体の強い日本でも個人主義のアメリカでも、おそらくどこでも…

3.マスコミから得られる情報は常に限定的で、多面的ではない

4.自分と他の多くの方の意見、気持ち、立場、求めることは違う

5.個性的であることを甘受しながら、自分と多くの他者が同じと思うのはそもそも浅はか

6.あいつはダメだ、馬鹿だ、品がない、粗雑だ、暴力的だ、と言って、自分が共感できない相手を批判する前に、誰かが(多くの権力者が)その人を認めた理由・背景・経緯が常にあることを見過ごしてはダメ。選ばれるには理由がある(金かもしれないけれど)

7.正直で、飾らず、常に自分の言葉で、偉そうでなく、知的ぶらず、ポリティカリーコレクトに終始するどっちつかずではなく、”正しい”より自分の個性ある意見を貫く、は聞いているひとに響く

8.みんなこんなことぐらいはわかっているよね、って知的レベル・一定知識(エリート感)を前提とした主張は、偉そうだし、ずるいと思われえるし、響かない

9.一方の言動に着目してダメ出ししながら、もう一方をあまり着目しない、なんて分析不足

10.政治家って、国民のため、なんて言いながら、結局は大企業や成功者やとしか付き合わないし、議論しない。なんだかんだで上から目線。そういうのに嫌気がさすこと、ま、あるよね。


と、ダブりもあるし、レベルがそろっているわけではないのだけど、いやぁー気づきがあるなぁ、と思うのでした。想定外、自分の理解を超えることが起きると、自分の未熟を振り返れますね。

って、そもそもアメリカのことなんて、何も分かっていないくせに、勝手に予想している自分にこそ自戒ですね。ベイスターズが日本シリーズで優勝するなんて思ってもいなかったのと同じかな。。。知ったかぶりはだめですね。



お読み頂きありがとうございます。
(v9_92)

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