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Bohk Yasai
2022年3月19日 08:47
「アウシュビッツ以降、詩を書くことは野蛮である」“Nach Auschwitz ein Gedicht zu schreiben, ist barbarisch”このテオドール・アドルノの有名なアフォリズムに、私はずっと囚われています。この言葉の意味することと、その上で我々がとるべき態度について。アドルノは、ユダヤ人という彼の視点から生まれたファシズムに対する批判的な執筆とは裏腹に、ナチスに
2021年8月15日 13:15
ぼくは無視するすべての残酷は食卓に宿る、だからこそ右手にナイフを、左手に愛をだれかひとりを犠牲に、または英雄にすることばかりが横行しているそれはフォーカスのしすぎぼやけることそして点たちを適当に繋いでゆくことこれはnoteをはじめた理由にも繋がるんだけどと、ふたつめの前置きぼくは言葉をつかってきみに(あるいはぼく自身に)聴いている「きみはどう思う?」いまやぼくの使う言
2021年7月17日 16:21
してきたことの総和がおそいかかるときおまえもすこしぐらいは出血するか?堀川正美『新鮮で苦しみおおい日々』詩とは何なのでしょうか。僕は詩が何であるか、その答えを知りません。詩は、近づけば離れていってしまい、離れれば突然迫りくるような運動です。そのため僕は、永久にそれが何かを知ることはできないでしょう。そんな得体の知れないものに、何故か惹かれてしまうのは、殊に現代においては、詩に対して