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「体が固い」はタブー

こんにちは。ピラティスのインストラクターの藤野暢央です。

トータルボディコンディショナー。いわゆる「体のお悩みに関して、なんでもご相談に乗ります」というお仕事をさせていただいております。

今のお身体に関する悩みはなんですか?に対して「わたし、体が固いんです」がリストの一番上にくる人によくお会いします。

もちろん「体の固い方」が求めているゴールは「体を柔らかくしたい。柔軟性が欲しい」ということなのは、僕も、ご本人にも明らかなところなのですが、実はこの

「自分は『体が固い』と思っている人」は

一番手強くて、直るのに時間がかかります。

「体が固い」って言っちゃいけない

まずは「希望の光がある」ということからお話したいのですが

必ず!直ります。変わります。柔らかくなります。

そして統計的なデータから見ても、直ってきた人、変わってきた人の

100%が「考え方が変わってきた人」であって、要するに「体の前に、頭や心の状態が変わってくる人」ということで、まるで魔法にかかったように「体が固い」ということを言わなくなってきます。

ご本人の様子を見ても、自分の体が固いとは思っていないことが、しっかりと窺えます。

そして残念なことに、いつまで経っても変わらない人は「自分は体が固い」と言い続けているのが特徴です。


突然お話が変わりますが「マズくて食べられないもの」があるとします。

一度口にしてみて「こんなマズいものは二度と食えない」というのもあれば、食べたこともないのに「こんなマズそうなものは食えない」というのもあります。

また、例えどんなにマズくとも「体にいいもの」は頑張って食べたらいいし、どうでもいいものであれば、無理して食べることはないでしょう。

この中で「自分は体が固い」と思い込んじゃうタイプって、どれでしょうね?


他には「難しくて理解しづらいこと」に対して。

「わたし、頭が悪いからよく分かんない」と口に出てしまう人。

難しそうな顔をして、冷や汗流しながらも、一生懸命に考えている人。

前者は「言い訳を先に口にして、諦める選択肢を作ってしまっている」とも捉えられます。


「体が固いから、これはできない」という言葉は

口に出してはいけません。

現時点で本当に体が固くて、本当にそれが「今」できなくても。

カラダは時の流れや、世界の流れや、天気や大陸や海の動きと同じく

少しずつでも確実に「変化を当たり前」とするものなので。

ちゃんと動かせば、ちゃんと動いてくれる。

ちゃんと「体は柔らかくなる」ものなので。


「わたしは体が固い」…と言ってしまう前に、ちょっと考えてみてね♪


to be continued...

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