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偶然の哲学

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競艇という窓から、哲学の末端を覗く。
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2022年2月の記事一覧

愚かな生存者

 不安定な世界情勢になると必ず登場するのが「予測」である。  膨大な量の未来が語られ、そ…

元ホテ
2年前
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反省しすぎ

 小学校低学年の頃、お年玉年賀はがきの1等を当てた。正確に言えば父親宛の年賀はがきだった…

元ホテ
2年前
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機嫌、あるいは頭脳

 ドイツの心理学の研究チームによる、よく知られた研究がある。ある問題を用意して、それに「…

元ホテ
2年前
24

歓迎しよう

 初めて本格的に取り組んだゲームは麻雀だった。小学生の頃、雀荘で知り合ったという異例の馴…

元ホテ
2年前
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何も起こらない

 何も起こらないというのは非常に退屈である。平穏であることを望んでいるようで、どこかで小…

元ホテ
2年前
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虚飾症

 とある予想屋の所作を批判した。未来のことなど誰にも分からないし、その場その場の的中や不…

元ホテ
2年前
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