息子とmindfulness &compassion
今回はセルフコンパッションではなく、私から息子へのコンパッション。
“コンパッションとは、慈しみ、思いやり。今必要な何かを選ぶ事。”
視力が落ちてとてもショックを受けた長男との話です。
客観的に見てどうかは別として…木登りが得意だったり、空手を頑張っていたり、自分の運動能力に自信を持っている長男。
それなのに自分の意志と関係なく、ものを見る能力が落ちてしまったということがとてもショックだったのです。
学校の眼科検査でひっかかり、その後詳細な検査を受けに行くと
眼鏡を勧められる程度に悪くなっていました。
学校での視力検査の後、自分なりに視力回復トレーニングを頑張ったのに良くなってないこともショック。(そりゃ、2週間くらいだもんね、、と思うけども)
そこで眼鏡を作りましょうと言われても『要らない、絶対しない!』と目にいっぱい涙をためていました。
眼鏡をする自分をイメージすることだって嫌!と拒絶の気持ちが強い長男に対し、
私は中1くらいからずっと眼鏡で、しかも眼鏡カッコイイみたいなところもあったので、
これまでの自分だったらきっと、「眼鏡もいいじゃん」「大したことじゃないよ」なんて声を掛けていたんじゃないかなと思います。
でも今回は彼の様子を見ていて「ああ、つらいんだな、受け止められないんだな」ということがよく伝わってきました。
そして、無理強いすることや、「大丈夫大丈夫」と声をかけることも違うなって思えました。
そしたら「嫌だよね、悔しいよね」とただ寄り添うことができました。
ひとまず眼鏡作りをすることもなく、授業中に見えなくて困ることはないかということを確認し、先生にも事情を伝えて様子を見てもらうことにしました。
ひと月くらいたって、眼鏡の処方箋の期限が切れる頃(泣)
「眼鏡作る、家でかけてみる」とポツリ!
おお〜。
「やっぱりちょっと見えにくいなー」って、自然と受け入れられたのかなあと。静かに感動。
共感の力って本当に温かくて底なし!!
あの時、“今何が必要か” 自分の態度を選ぶ事ができてよかったな、と思いました😌