視点の違い
例えば、リレーで怪我をした人には、また、治ったら走ってみようと話すかもしれません。そのためにまず歩くことから始めるとは思います。
しかしながら、道路やそういうグランド外で走っており、怪我をしたなら、もう危ないから止めとこうと走ることを止めるかもしれません。逆にジムなどのランニングマシーンを使用するかもしれません。
医師は、治ったら走れるようになると言います。それは正しいのです。
ここで大切なのは、運動をすることで健康維持などの具体的な目標があるかもしれません。ただ、それとは別に、自信を持つために走るという考え方もできます。
自信を持つために走ると、歩くから始まって、次にグランドで走ると思います。それはその人の思いに添って考えているから、そうなります。
だから闇雲に道路で走ると危ないではなく、どこで走れば安全かでもなく、どうしたら目的が達成され自信を取り戻せるか、その結果としてグランドで走るが過程として導かれたなら良いと思うんです。
医師は、怪我が治って、元気になったから、走れると判断すると思います。
それと違って、ケアマネや福祉職はどうしたら、目的が達成され自信を持ち、生活を豊かに送ってもらうかを考えていかないといけない気がします。
そういう考え方ができたら、すぐにランニングマシーンで運動しましょうにはならないと思います。