空
じぶんのなかでぐるぐるうずまくことや、あたまの中のドラマを貯蔵してます。
ごはんの奥にあるストーリーを、ごはんのイラストとともに書きためていきます。
10分で書き終わる日記的エッセイです。
ももが好きだ。いろ、かたち、かおり、口に含んだときのうっとりするようなとろける舌ざわり。ももが嫌いな人なんてあたしの人生で出会ったことなんて多分いないんじゃないかな。そのくらいみんなきっとももが好き。 * * * この季節になるとスーパーの店頭にまあまあの値段でももが並び始める。出始めの頃はふたつで千円近い価格とかあたりまえ。「待ってました!」と、ももが大好きなあたしは今でこそ躊躇なく買っちゃうけれど、ひとり暮らしの頃はそんな高価な果物を買うという行為に「贅沢はよくな
3日前からムショーに唐揚げが食べたい。 にんにくとごま油と自家製の塩こうじ漬けにしたのを からりと2度揚げしてもりもり食べたい。 その想いを見て、気づいて、なお唐揚げを食べない選択をしているのは ここ1ヶ月、食生活をじっくり見直しているから。 とはいえ食べることが好きなのでちゃんと毎日おいしく食べている。 7月に入った頃から毎日あすけんの彼女の忠告をちゃあんと聞いて 自分流ではどうしても多くなりやすくでもおいしいには欠かせない脂質を なるべく抑える料理方法に変えて作る日々
絵が描きたいなぁ。サクッとiPad開いてぱぱっと描きたい。 のに。 なんでいつも描くところまでいかないのかなぁ。 文章もそう。 もっと書きたいのに。 つらつら思うまま書いて書いてスッキリしたいのに。 この堂々巡りの答え、このまえ読んだ本にヒントがあった。 それは、わかっていて気づかないふりをしていたような そんなうしろめたい気づき。 素直に思うままアウトプットしたい、という気持ちを そのアウトプットの成果を「良きもの」にしたいという 強情でガチガチなエゴで凝り固めてしま
スマホのアラームで目が覚める。 いつもの時間。でもまだ眠い。最近なかなか起きれない。 連日の猛暑のせいなのか、夜の暑さで眠りが浅いのか。 起きてすぐに歯を磨く。その場所は決まってベランダ。 それはお天気が良くても雨が降っていても雪が降っていても。 日に焼けたクロックスをひっかけてベランダに出る。 そしてグリーンたちに朝のあいさつ。 おはようおはよう。今日は元気かな。 おっと、新芽が出てるね、うれしいね、元気だね。 新しい葉っぱはまるで透き通るようなきみどりいろ。 そんな
どこにいても暑いのならせっかくだし出かけるか。 そう思い立ってサンダルはいて玄関の扉あけたら後悔した。 ショッピングモールに涼みに出かけたつもりなのに MUJIで買い物をした時点でやっぱり暑くて早々に退散する。 ホントはスタバで手帳書きたかったんだった。 カーエアコンの風量もMAXでラジオの音も散り散りになる。 外は白くギラギラ光って陽炎ゆらゆら。乱反射して全部ゆがんで見える。 本屋に寄ってインプットしたいなにかを探したいけど、、、 暑い暑い。そう言いながら帰宅。 言っ
今年になって近所にMEGAドンキができた。そのおかげでお買い物はだいたいここで済むようになった。一番近い食料品お買物スポットがMEGAドンキ。ありがたい。ありがたいんだけど便利なようで逆にお金使いまくる罠。 それはさておき。新しくできたお店ってとにかく楽しい!今まで通ってたチェーン系スーパーやディスカウント系スーパーでは見かけない品揃え。陳列の仕方やPOPにも刺激されまくりで、最初は食料品コーナーをぐるっとまわるのにすごく時間がかかった。 そんなウキウキごきげんさん
書きたい気持ちはおちゃわんやまもりにあるのに、書くというハラを決められない。でも書きたいの。‥とはじめてのつぶやき。
夏野菜、といえば一番最初にあたまに浮かぶのがトマト。つやつやぴっかぴかで真っ赤っていうか朱の混じった赤い実のまるいあいつ。 暑くなってきてから2日か3日に1回はトマトを使った料理をしてる気がする。やっと8月も下旬。まだまだザ・真夏の真っ只中。食欲も失せるうだる残暑なまいにち。今日はフードエッセイとともに夏野菜代表のトマトを使った我が家定番ごはんのざっくりレシピもいくつか書いてみようかな。 * * * 実は割と最近まで生のトマトはかなり苦手だった。トマトの嫌いな理由に
2022年の夏、始めたことがある。詳しいことは割愛するけど、まいにちまいにち「ダメだなぁ‥なんでこうなるのかなぁ‥」と、なかなかなダメージを食らっている。夏からずっと自分の中の自分と向き合って戦って学んで乗り越えてを何度も繰り返した。そしてそれは今も続いている。 なかなかnoteを書けなかった。怖くて。この半年、本当の自分を自分で暴いて、奥底にある根底の部分の本当にしょーもない全然ダメな自分を見てきたから、そんな自分に何が書けるのだ?と、自分で自分を冷ややかに見つめたら
あのとっておきのお塩とそこにレモンをしぼると美味しいんだよなぁ。テレビに映るサシの入った高級そうなお肉を見ながら、表面をじゅっと焼くところを想像しながらつぶやく。 いただいた朝採れのとうもろこしを見た瞬間、ごはんにするかそれとも片栗粉をまぶして油でさっと揚げて食べるかで目をぎゅっと瞑って苦悩する。 やっぱり食べることって究極の癒やしだなぁ、と心から思う。 あたしのあたまの中は結構いつも食に関することや食べ物であふれている。そもそもの食いしん坊さとともに食に異常に
森の木々。川のせせらぎ、そのみなも。きらきら露に濡れる草の葉。しっとりと湿った大地。そこに吹き抜ける心地よい風。風にゆれる深いグリーンの葉。葉っぱのすきまから差し込むヒカリ。 ‥はだしのあたし。みどりのなかで両手を広げて大きく息を吸いこむ。 * * * あたしは暑さに弱い。暑いというだけでやる気の半分が持ってかれる。どれだけ自分の好きなことをやろうと思ってたとしても。そんななか本格的な夏がとうとうやってきてしまった。あたしのキライな「ザ・夏!」。 あぁ早く寒く
あたしにとっておにぎりは癒やし。 そのフォルム、ちょうどいいかたさのお米の食感。 ひとくちほおばったとき、つい目が細くなる幸福感。 ほんのりの塩加減と入っている具材とのハーモニー。 * * * 子どものころからお米が好きだった。全然裕福じゃなくてむしろ貧乏だったけど、ありがたいことにお米だけはずっと祖父の作る美味しいコシヒカリを食べて育ったからお米に関しては舌は肥えてるかもえへん!なんて言えるほど無駄に自信がある。つやつやぴかぴかの炊きたてのごはんを見るだけで「きゅうん
あたしはまた思い知った。自分はほんっとうにまだまだだなぁ‥と。そしてまたあたしはごにょごにょと手帳とともにひとり脳内会議を繰り広げる。毎朝の手帳time、脳内の排出をするタイミングで反芻して反省する。 もうずっとこの言葉が、今のあたしのどまんなかに刺さって床に縫われて動けず心から離れない。突然の海外ドラマからの引用だけど、こんなふうにふと目にする耳にする言葉って、今の自分に究極に必要だったりするから本当にびっくりする。 * * * 人に頼られること、頼られて求めら
くつくつ、こぽこぽ。ふたをずらした鍋からときおり聞こえるオノマトペ。あたしは木べらでぐるぐるっと鍋底からかき混ぜる。ふわんといい香り。あともう少しこのまま。10分のタイマーをかける。あと10分でうちのトマトソースのできあがり。 * * * あたしは定期的にトマトソースを作る。たくさん作ってあれやこれやと美味しく食べる。パスタもたまごもお肉もごはんもなんでも相性バツグン。あの赤を見て美味しいを想像しない人なんているのかな。 包丁の腹に体重をかけてどんっとつぶしたにん
むかしはわりと三日坊主だった。あっと思いついてふらりと始めて1週間もしないうちに熱が冷める。そしてまた別のものに目を輝かせる。この繰り返し。若さゆえの旺盛な好奇心のせいだったかもしれない。でも今は三日坊主じゃない。あんなにすぐに飽きてしまってたのに。 そんなふうに長年ずぅーっと三日坊主をやってきたあたしなので、自分は飽き性で物事が続かないひとだ、継続することが苦手なんだと思っていた。でも最近、あたしは意外と継続できるひとなんじゃないかなと思い始めている。今のあたしは毎朝
満月の月曜日。なんだかスコンと抜けたような気がした。それまでおなじところをぐるぐる歩き回っていた感覚だったのに。足を棒にして。 あたしは人の顔をすぐに見てしまうクセがある。 ここ1ヶ月ずっと考えていた。自分のことであってもすぐ人の顔を見てしまう。人の顔を見る、つまり顔色をうかがうのだ。なぜあたしは人の顔色をうかがうんだろう?人が喜ぶことを先回りして言ったりするんだろう?すぐに人と比べて自分は〜〜だから‥と勝手に判断して自分のこころに折り合いをつけるんだろう? 小